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【ネタバレ】これは良質なスピンオフ!「宇宙戦艦ヤマト2199 星巡る方舟」感想

2014/12/12

ヤマトが好きすぎるnovです。こんばんは。

ついに公開された完全新作の劇場版「宇宙戦艦ヤマト2199 星巡る方舟」を早速観てきましたよ。
以下、激しくネタバレ内容が続きますので知りたくないという方はご遠慮下さい。

あ、かなり長文ですのでご注意下さい。


宇宙戦艦ヤマト2199 星巡る方舟 ネタバレ感想

あらすじ

星巡る方舟
まずは大まかなストーリーをご紹介します。
時系列的には2199本編の24話の後くらいになるのかな。
バレラスでの戦いを終え、イスカンダルから地球へ帰る途中といったところですね。

地球へ向かうヤマトは偶然にもガトランティス艦隊に遭遇。
無駄な戦いをさけるためにワープした先には謎の星があった。
自動操縦でその星へと誘導されたヤマトは古代、新見、桐生らが探索を開始。
そこで戦艦大和の姿を発見する。

そこには同じように引き寄せられたガミラス人、ドメルの部下であったバーガーたちの姿があった。
魔法にかけられたかのように戦艦大和内から出られない状態に陥った一同は奇妙な共同生活をはじめ、やがてお互いに信頼のようなものが生まれる。

そこにヤマトを追ってきたガトランティスが星へ攻撃を開始したことにより一行は戦艦大和から出られるようになる。
この星は絶滅したと言われていたセレステラ達と同じジレル人の生き残りの星であり、近づく敵に幻惑をみせて同士討ちに導いていたのであった。

異星人であっても分かり合えることを悟った古代とバーガー達はジレル人も含め協力しあうことを決意。
過去の戦闘による怨恨を乗り越えて共闘するヤマトとガミラス艦隊は見事にガトランティス艦隊を撃破する。
地球人、ガミラス人、ジレル人はお互いに信じ合える、明日への希望を胸にそれぞれの道へ戻っていったのであった。

かなり端折ってますがストーリーだけ追うとこんな感じです。


良質なスピンオフ作品

ヤマト2199
鑑賞し終わった最初の感想は良く出来たスピンオフ作品だと言った所です。
あくまで2199本編の1エピソードの域を超えてないといいますか。

事前情報でガトランティスが出てきたり、斉藤の出演を知ってたので、オールドファンとしてはどうしても旧作「さらば宇宙戦艦ヤマト 愛の戦士たち」を少し意識してしまったので、あのクラスの大作とストーリーを期待してしまったんですよね。
まあ、冷静に考えればイスカンダルの帰りだし、あんな壮大なストーリー展開になる訳ない(笑)

自分の中でハードルを上げすぎた部分もあって、ちょっと物足りなさを感じてしまいましたが、2199の1エピソードとしては良く出来ています。
概ね良作であったと思いますよ。


第14話 「魔女はささやく」をベース

ヤマト2199
星巡る方舟のストーリーは乱暴な言い方をすれば本編14話の「魔女はささやく」をベースにしていると言えます。
特殊な能力を持つ種族であるジレル人の生き残りが14話でヤマトクルー達に幻惑を見せていたのと同様の展開です。

個人的にはここがちょっと「何だかなあ」と思ったところ。
予告で戦艦大和が出てきたりしてたのでどんな謎が・・・と思ってたのに幻惑かよ・・・
この手法ならある意味どんなシーンでもなんでもありじゃないですか。

大和ホテルの謎になった場面は、14話同様に完全にミステリーテイストになってたし。
個人的にそのテイストも嫌いじゃないけど、映画という限られた時間ではそこに長い尺をつぎ込むのはどうかと思っちゃいました。
テレビシリーズの1話としてはありだと思うんだけど。

異星人とも分かりあえる」というのが本作のテーマだと思うんですけど、そこに持って行くには憎み合ってたガミラス人と交流させなきゃならないのでストーリー上仕方ないとは思うんですが、魔女ネタを引っ張るってのは何かしっくり来なかったなあ。


脇役たちがカッコいい

2199本編では脇役だった人たちが本作ではカッコよく描かれてます。

印象的なのはガミラスのバーガー少佐
恋人を救えなかった過去を持ち、常に死に場所を求めているという設定。
作中に死亡フラグがビンビンだったのに、生き残っちゃいます。
人間くさくて良かったな。

そして桐生美影。本作のヒロインです。
なんでこの子がこれだけフューチャーされるのってくらいのヒロイン度合い。
もう森雪なんて本作ではほぼ出番なしですよ(笑)

ジレルの星では彼女の記憶がキーになっていて、謎解きパートも彼女のお陰でクリアしちゃいます。
その上、航空隊のチャラ男キャラの沢村とも良い感じになってるし。
この子の活躍を描くために、冒頭の斉藤や父親の死亡シーンを入れてきたとも言えますね。

僕の知らないところでこの子はファンが多かったのかな?(笑)
まあ、良いキャラしてました。


古代の成長を描く

ヤマト2199
そして古代進も大活躍ですよ。
何かに覚醒したかのようにガトランティスとの艦隊戦では的確な戦闘指示を出しリーダーシップを発揮。
全編を通して的確な判断を下すし、熱い場面も多数。
これぞ主役という働きっぷりでした。

バーガーと心を通じ合わせる部分も良かった。
旧作のデスラーと古代のような友情的なものを感じさせてくれたし。

その辺りも含めて古代の成長が描かれています。
まあ、個人的に2199本編は沖田十三が主役だったと思ってるので、そういう意味では古代も脇役。
旧作のようなリーダーシップを発揮してくれてオールドファンとしては嬉しい限りでした。


戦闘シーン&音楽がスゴい!!

個人的にストーリー部分は少し物足りなさを感じちゃったのですが、相変わらず戦闘シーンと音楽がスゴいです。

これを味わうためだけでも劇場に行って損はないレベル。

どのシーンもスピード感溢れてたしヤマトの攻撃も多彩で面白かった。
船首のアンカーを使った最終決戦はちょっと無茶なと思ったりしましたが(笑)

ガトランティスの火焔直撃砲も大迫力。
あっさりと真田に攻略されてたけど(笑)

音楽に関しては最終決戦でのヤマト側とガミラス側のBGMがメドレーのように映像合わせて繋がってるのは圧巻。
素晴らしい。

ともかく細かい描写も多く非常に満足でしたよ。
もう全編戦闘シーンでも良いくらいです。はい。


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さらなる続編は?

ガトランティスはあくまで一部隊だけの登場で彗星帝国やズオーダー皇帝の出番はなし。
でもヤマトと接触したので、2199の世界でも続編を作ろうと思えば出来そうですね。
ただ波動砲は封印されてるので、そこをどうするかって話しですけど。

で、もう一つ気になったのは「アクエリアス」という言葉が出てきたこと。
ジレルやガミラス、地球はアクエリアスより生命を与えられ、種の起源を共にしているという描写があります。
アクエリアス・・・そう、旧作の宇宙戦艦ヤマト完結編で出てきた水の惑星ですよ!

こっちの話ならまた新たな解釈で続編作れるんじゃないですか??
星巡る方舟の副題もジレル人たちのことを示してたし、地球の水没、そして方舟・・・
なんですか、これは真・完結編ですか(笑)


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今日のまとめ

ということで「宇宙戦艦ヤマト2199 星巡る方舟」のネタバレ感想でした。
長文失礼しました。

上でも書いたように良作なんですけど、映画という観点でみればちょってエピソード的には弱かったかなあと個人的に思います。
でも、さらなるヤマトワールドの広がりを感じさせてくれましたし、人物像を丁寧に掘り下げるところも非常に面白みを感じます。
ぜひこれで終わらず新しい展開を期待したいですね。

と、話しは尽きませんが劇場に足を運んで損はありませんよ。
行ってない方はぜひ!
ってそんな人はネタバレ感想は見ないか(笑)

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