「宇宙戦艦ヤマト2202 第一章」が公開間近ということで旧作「さらば宇宙戦艦ヤマト」を改めて観た感想

「宇宙戦艦ヤマト2202 第一章」が公開間近ということで旧作「さらば宇宙戦艦ヤマト」を改めて観た感想

39光年先に地球型惑星を発見したというNASAの発表にヤマトを思い出したnovです。こんばんは。

いくつになっても我が心のバイブルである宇宙戦艦ヤマト。
その最新作である2202の公開ももう今週末となり、甥っ子と一緒に劇場まで観に行く予定です。
2199の時もそうでしたが、大筋のストーリーはそのままに細かいところは激変する可能性が高いので、旧作を今のうちに振りかえっておこうと「さらば宇宙戦艦ヤマト 愛の戦士たち」をレンタルしてきましたよ。
今さらながらの旧作レビューを書いちゃいますよ(笑)

あ、今さらですが旧作に関してはネタバレ含んでますのでご注意を。
まあ、この記事を読んでくれてる人で知らない人なんていないか(笑)


さらば宇宙戦艦ヤマト 愛の戦士たちの今さらレビュー

メインストーリーと当時の感想

宇宙戦艦ヤマト

まずは旧作のおさらいから。
公開は1978年の8月なんだとか。さすがにオッサンの僕でも映画館では観てないので、多分テレビの放送で観たんだと思います。
ひょっとするとテレビ版の宇宙戦艦ヤマト2とごちゃまぜになってるかも(笑)

ガミラスの侵略、イスカンダルからの帰還から1年後。復興を終えた地球だったが、古代は謎のメッセージを受け取る。
それはテレザート星のテレサからで白色彗星帝国の驚異を知らせてくれるメッセージだった。
ヤマトはテレザート星へ向かい、生きていたデスラーとの戦いを経て白色彗星帝国と対峙。
圧倒的な強さを誇る白色彗星帝国に何度も敗れそうになり、仲間も次々と倒れていく中、最後はヤマト自ら特攻し地球を救う。

初めて観たのは小学校低学年くらいだったと思うんですけど、とにかく彗星帝国の強大さにビビりましたね。
そして次々に死んでいく主要キャラ、さらには衝撃のラストの特攻・・・
感動したというよりは、スゴい!と興奮してましたね。
どんでん返しストーリーは今では珍しくないと思いますが、あの当時は斬新だったように思います。
あくまで小学生にとってはですが(笑)


子供の頃に感じなかった違和感多数

宇宙戦艦ヤマト

そしてここからは今回みてみた感想を。
まずは、約40年も前の作品としてはかなりクオリティ高いですよね。
特に音楽なんて今でもまったく色褪せない。
白色彗星帝国のパイプオルガンのあの曲は今聞いても圧倒的です。
メカの描写もやっぱりスゴイ。ガトランティスの戦艦などは今みてもカッコいいですよね。

ただ、ストーリーなどは今観ると声に出してツッコミ入れてしまう違和感多数ですよ(笑)
せっかくなので何点かその違和感を。

物語の舞台は前作からたった1年後。
いくらなんでも1年であんなに復興するかというくらい地球は繁栄しています。太陽系の至るところに基地作ってるし、アンドロメダをはじめ新造戦艦も増えすぎ(笑)

次に古代たちが謀反をおこしヤマトで発進するんですが、その理由が「どこかで誰かが助けを求めてるから行くんだ」というところ。
場所も特定出来ないのにとりあず出発するところがスゴいですね。
なんか前作でヒーローだった自分たちの意見が通らないからゴネてる感ありますよ(笑)

そして今さらですが、主要人物が簡単に死にすぎ
2時間半ほどの映画なので仕方ない部分はあると思いますが、彗星の中から都市帝国が出現した辺りからの15分くらいで皆殺しかというくらい次々に死んでいきます。
土方艦長なんて古代たちと同じブリッジにいるのに一人だけ致命傷負うとかいくらなんでも無理ありますよね(笑)
でも、今みても斎藤と真田さんの最後のシーンは感動しちゃったな。

で、今みると違和感MAXなのが終盤の沖田艦長の古代への言葉
お前にはまだ武器がある。お前にはまだ命が残ってるじゃないか。」のセリフ、それを受けての古代の「俺は死ぬんじゃない、もっと大きな存在になるんだ」的なセリフは、完全に特攻礼賛と思われても仕方ないレベルですよね。
元々が戦艦ヤマトをモチーフにしている作品で、実際にも当時言われていたであろう言葉をアニメにも投影させているのは、きっと当時でも賛否両論あったんだろうなと思います。
いいオッサンになってからこのシーンを観ると、実際の戦争のことが思い起こされてちょっと複雑な気持ちになりました。
ストーリー的に最後の特攻はありっちゃありなんですけど、1作目のように俺たちが守らなければ地球が滅んでしまう、自分たちの家族を守るんだ感がかなり薄いんですよね。特攻するならその辺りをちゃんと描いて欲しい気がします。

最後に極めつけは、エンディングで流れる「ヤマトを愛して下さった皆さん、さようなら。ヤマトはもう二度と姿を現わすことはありません。」のテロップ。
いやいやいや!その後いっぱい続編作ってますやん(笑)
なんなら完結編で沖田艦長生き返ってますやん(笑)
まあ、さらば・・・はヤマトの歴史上ではパラレルワールドの作品になってるし、このあと作られたテレビ版のヤマト2では古代もヤマトも特攻しないし生き残るから、そっちが正史になってるんでしょうけど。

当時は主要人物に感情移入しすぎちゃって感動してたところはありますが、今みかえすとそこまでの名作じゃないような気がしちゃいました。
これが大人になるということか(笑)
ただ、銀河鉄道999とかファーストガンダムは今みても変わらず感動するんだけどなあ。この違いはなんだろ。やっぱり感動させるために主要人物を次々に死なせちゃうところがダメなんだろうか。しかもその後それがなかったことになってるし。死の描写が軽すぎるのかも。
そう思うと主要人物の死ってのはインパクト絶大だけど作品にとっては劇薬なんだなあと思います。

今あらためて観るといろんな意味で面白いので、何十年も観てないなあという方はぜひ!



2202の気になるところ

個人的に2199は同様にツッコミどころ多数だった1作目を見事につじつま合わせて物語を終了させてくれました。
正直なところ、さらばと同じく続編なんてやめてあそこで終わっておけば綺麗に終わったのにと思わなくはないですが、改めて旧作を再解釈、昇華してくれるのであれば大いに期待したいところです。

とりあえず発表されてる第一章の予告PVを観る限り、かなり期待したいですね。




個人的に注目したいのは次の項目。

  • イスカンダルとの条約で決まった波動砲封印
  • 土方さんはヤマト艦長?アンドロメダ艦長?
  • デスラーの再登場
  • 主要人物の死
  • ラストのヤマト特攻

一番気になってたのは波動砲の扱いですが、PVや冒頭12分を観る限り、古代や雪などのヤマトクルーはアンドロメダの拡散波動砲に驚いてるので地球防衛軍の暴走の線が濃そうですね。ただ長官も知ってるにはどうなのよ・・・
ヤマトクルーはこの事実に苦悩しながら2202の旅を続けるんでしょう。で、ヤマトは波動砲を使わないはず。多分。

土方さんに関してはどっちでも良いんだけど、さらばではヤマト艦長、ヤマト2ではアンドロメダ艦長だったのでどっちなんだろうと。
なんとなくアンドロメダの気がするな。アンドロメダの描かれ方がハンパないし、ここにも主要人物置いとかないとね。

デスラーの再登場はどうだろうなあ。
2199も結構リアル路線だったし、旧作が何度も生き返るデスラーで失敗してる感もなくはないので、今回は出てこない方が良いかも。

主要人物の死はさらばの十八番ですが、2202はどうなることやら。
さすがに皆殺しとはならないと思うんですが、一人も死なないってことはないだろうなあ。斎藤のシーンは絶対に再現されそうだけど(笑)

そして最後は結末たるヤマトの特攻。
さすがにテレビ版の2の路線で古代もヤマトも特攻しないと思うんですが、2199から続くこのシリーズは旧作へのオマージュがハンパないからありえるかも。
もちろんほとんどが第一章では不明でしょうけど気になりますね。




今日のまとめ

ということで今さらながら旧作のレビューでした。
やっぱり子供の頃にみたのと違う感想になっちゃいますね。
40年も経てば環境も価値観も変わるから仕方ないと思いますが。
ただ、今も好きな作品であるのは間違いありません。何だかんだで旧作の劇場版ヤマトで一番好きです。

そんな旧作ファンをも唸らせてくれるような作品を2202には期待したいと思います。
公開初日に観に行く予定なので、また感想などお届けしますね!

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