【ネタバレ】物語は大きく新訳へ舵を切る!宇宙戦艦ヤマト2202 愛の戦士たち 第四章 天命篇を観てきた感想

【ネタバレ】物語は大きく新訳へ舵を切る!宇宙戦艦ヤマト2202 愛の戦士たち 第四章 天命篇を観てきた感想

週初めから四章を鑑賞してテンション上がってるnovです。こんばんは。

公開2週目となりましたが、やっと宇宙戦艦ヤマト2202 愛の戦士たち 第四章 天命篇を観てきました。
今回は平日の20時スタート回に行ってきたので観客も少なく、ゆったりと鑑賞出来ました。
土日はそれなりにいっぱいだったようですけどね。

さて、それでは恒例の鑑賞後の感想など。
今回も激しくネタバレしていますので知りたくないという方はご注意下さい。


宇宙戦艦ヤマト2202 愛の戦士たち 第四章 天命篇 ネタバレ感想

あらすじ

今回も期間限定で冒頭10分が公開されていますので、まずはそちらをどうぞ。

※公開は終了しました。

テレサに導かれテレザートへ向かうヤマト。それを復活したデスラーが追う。
ミルの監視のもと、ガトランティス艦隊を従えヤマトをミサイルで攻撃し、異次元空間へと追い込むデスラー。
波動エンジンが使えないその状況でヤマトは古代アケーリアス文明の残した遺跡に逃げ込み、波動砲の使用で緊急ワープを試みる。
が、先に放たれたのはデスラー砲であった。デスラー砲の威力を利用しワープしたヤマトはなんとか難を免れる。
一方のデスラーもヤマト討伐を利用し、ガトランティス艦隊を殲滅、ミルを拘束し、さらに旧デスラー派のガミラス艦隊と合流し、ガトランティスと袂を分かつ。

テレザートへの旅を続けるヤマトに白色彗星がせまる。
デスラーとの戦いの際もそうであったが一部のガトランティス人は脳波で会話でき、ヤマト艦内に潜入している桂木透子によってヤマトの位置はガトランティスに筒抜けであった。
そのことに気付いた古代とキーマンは桂木透子を拘束しようと試みるが、そこへ白色彗星がヤマトの目前にワープアウト。ヤマトは白色彗星に飲み込まれそうになる。
その時、白色彗星内にいてその機能をコントロールする白銀の巫女シファル・サーベラーと、自身も唯一無二の存在であるシファル・サーベラーと認識している桂木透子が共鳴。白銀の巫女シファル・サーベラーはコピー体であったがオリジナルの「愛の記憶」を思い出し、その結果大帝に殺害される。
ヤマトはその間に白色彗星を脱出。テレザートへ向かう。
一方の白色彗星は代わりのコピーであるサーベラーを生み出し、地球への進軍を急ぐのであった。

ついに到達したテレザート。そこにはゴーランド率いる守備艦隊が展開しており、これを破るため空間機動甲冑での攻撃、小ワープからのテレザートを覆う岩盤を波動砲で破壊する作戦を決行。
が、ゴーランド艦隊の奮戦もあり作戦は頓挫。ヤマトは撃沈のピンチに。
危機を脱するには艦隊へ向けての波動砲の使用しか残されていない中、ついに古代、そしてイスカンダルへ旅したヤマトクルーはその重い十字架を背負うことを決断。波動砲にてゴーランド艦隊を殲滅する。
また、岩盤の基地を殲滅するために斉藤をはじめとした空間騎兵隊が起動甲冑で戦闘を開始。激戦の末に基地を殲滅。
ヤマトはテレサの元へ向かうのであった。

ついにテレサと邂逅する古代、真田、斉藤。
そこで白色彗星が古代アケーリアス文明が人類の種を宇宙に蒔いた時、悪しき結果になったものを排除するために残した装置であることを知る。
その白色彗星をガトランティスが利用する目的は、全ての文明の破壊。
テレサはヤマトを読んだのではなく、ヤマトが来るべきしてここへ来た。大いなる和、そして縁の広がりが大切であると説く。
そして解決のヒントを得た古代たちの前にもう一人来るべくして来た男が現れる。
「久しぶりだね、ヤマトの諸君。」それはデスラーであった。


まさかの2回連続デスラーでの締めでした。
今回はかなり物語が動いたなあというのが第一印象ですね。


デスラーの復活

旧作の流れもありデスラーの復活は既定路線。今回の前半は対デスラー戦なんだろうなあと思ってたのですが・・・
でも、良い意味でその展開は裏切られました。ヤマトを追撃するデスラーは2199の終盤のような狂気を感じるデスラーではなく冷静沈着な総統閣下だったのが印象的でしたね。

ヤマト2202

※画像は公式サイトより引用

まさか、最初から大帝を裏切り自身の復権を第一にヤマトを利用するとは思いませんでした。
とはいえ、かなりヤマトを追い詰めてたのは事実なので、もしあそこでヤマトを撃沈してたらどうするつもりだったんだろうとか思っちゃいましたけど(笑)
そこは旧作のようにヤマトとの強い絆を感じさせる今後の伏線でもあるように思います。

あと、ノイ・デウスーラはかなりカッコいいですね。今作の中では1、2を争うメカニカルデザインじゃないかなあと個人的に思います。
でも、プラモデル化するのは大変そう(笑)

ヤマト対デスラーでミルは拘束されてしまったけど、今後はどうなるんでしょ。殺されてないということは今後の展開に絡んでくる可能性もありますよね。旧作のさらば〜では雪に致命傷を負わしたキャラだけに今回もそうなるのかどうか・・・


サーベラーとキーマン

桂木透子はやはりサーベラーでしたね。でも驚いたのはあの白銀のサーベラーとは別人、さらにコピーではなく、どうもオリジナルのサーベラーに大いに関係している感じがします。
大帝が繰り返し否定する「また同じ過ちを繰り返すのか・・・」の過ちとは何なのか。

また、サーベラーは白色彗星を操りガトランティスを統率する役目を持ち、さらに人類を裁く役割があるのだとか。
テレサが述べた白色彗星の役割が古代アケーリアスが蒔いた人類の種が悪しき方向にいった時の粛正であるならば、サーベラーが判断しているのでしょうか。
波動砲をここまでフューチャーしているのも、過去のイスカンダルの愚行からサーベラーが判断し、白色彗星を持ってイスカンダルを滅ぼしたのかも知れません。
うーん、謎。

さらに時々差し込まれるオリジナルのサーベラーらしき女性と抱いている赤ん坊の絵も気になりますねえ。
あの赤ん坊は誰なのか?大帝のいう同じ過ちに関連してることは事実だと思いますが・・・
一瞬過去の映像が出たけどあれは若き日の大帝だったのかな?それとも別人??

そして気になる点がもう一つ。キーマンの存在。
キーマンはガミラスにおいてそれなりに高貴な血筋の人間であり、ヤマトの波動エンジンに細工をして何かを企んでいます。
が、桂木透子がヤマト内で追い詰められた時、彼女をかばって負傷します。
その温もりがきっかけで白銀の巫女サーベラーの記憶を呼び起こすことになるんですが・・・
なぜキーマンは彼女をかばったのか。サーベラーの反応からしても、何か過去に関係してたフラグのようにも思います。
一つ思うのは、例のオリジナルサーベラーと赤ん坊の絵ですが、赤ん坊の肌の色が青っぽい気がするんですよね。
青い肌といえばガミラス・・・
キーマンはサーベラーの子、というか子孫なのかも!?
やはりサーベラーとキーマンは2202の本筋に絡む超重要キャラとなりそうです。


ついに対人に使用した波動砲

そしてここに来てまたも波動砲の呪縛の話。
それだけ2199の波動砲封印は続編作りにくい設定だったんだなあと思っちゃいます(笑)

ついにゴーランド艦隊(対人)に向けて波動砲を使用したヤマトですが、個人的には結局使うのかと少し残念な気もします。
出来れば波動砲を使わないで白色彗星に対峙するという展開も観てみたかったかな。
まあ、さすがに波動砲使わずに勝てる気もしないし、劇中でまったく使わないというのもビジュアル的に寂しいですが(笑)

ただ、波動砲をためらっている古代を気遣って斉藤が土方さんに「代わりに撃ってやってくれ」と頼んでからの、キーマンが「それではダメだ。イスカンダルに旅したものが等しく背負う十字架だ」と返したシーンは良かったですね。
でも、出来ればキーマンではなく島あたりに言わせてあげて欲しかった(笑)
そして撃ち終わった後の古代の涙・・・
なんだかんだでこの流れは熱かったと思います。

これで波動砲問題は解決をみたと思うんですが、最後に一言。

波動砲の威力、チートすぎ!

まあ、旧作もそうでしたが一撃で相手の大艦隊を殲滅させる威力はアニメとはいえ無敵すぎやしませんか(笑)
かつて宇宙を血に染めたイスカンダルの技術がそれだけ唯一無二でスゴかったということでもあるんでしょうが。

あ、忘れるところでしたが波動砲発射シーンの陰で展開されたゴーランドとノルの死は地味に良かったです。
ゴーランドに親としての愛情、抱きしめて欲しいと思っていたノル、最後の最後で親としてノルを抱きしめて「すまぬ」と泣いて謝ったゴーランド。
それに「いいのです」と答えるノル。
本筋とはあまり関係ないのかも知れませんが良いエピソードでした。


機動戦士空間騎兵隊!?

今作も戦闘シーンは大満足の出来でしたが、いつものヤマトと違う戦闘シーンを堪能出来ましたね。
それはモビルスーツ戦(笑)

斉藤率いる空間騎兵隊は空間機動甲冑という、モビルスーツ?というかパトレイバーとかに出てくるようなレイバーのような小型ロボットで出撃します。
この空間機動甲冑でバンバン敵艦を撃沈して行くのですが、これがまさにガンダムのルウム戦役を思わせるような戦いっぷり(笑)
どうせなら山本の搭乗機を赤く塗ってしまえば赤い彗星っぽくなったのに(笑)

まだまだガンダムっぽいシーンもありますよ。
波動砲を撃つ時にヤマトの船体を安定させるために空間機動甲冑が手でヤマトを押すのですが、それはまるでガンダムの逆襲のシャアでアムロがアクシズを押し出すシーンを彷彿とさせます。
これってわざとかなあ??
脚本がユニコーンやってた福井晴敏氏ってのも無関係ではないかも知れませんね。

でも、この空間機動甲冑のガンダムっぽさもそうですが、ガトランティス人の感情を持たない設定はマクロスのゼントラーディを思い起こさせるし、サーベラーがコピーで換えが効くってのはエヴァの綾波レイっぽいんですよね。
なんか設定の既視感が少し気になりますねえ。ま、今後の展開次第ですけど。

あ、あと空間騎兵隊といえば斉藤がサバイバルとタイマンで最後にサバイバルが自爆を思いとどまるシーンがありますが、あれって何だったんでしょ?
普通に観れば男同士の戦いに水を差さずに散った武人の最後にも見えますが・・・
ひょっとすると実は斉藤は既に蘇生体であって、それを知ったサバイバルはとどめをささなかったとか考えられるんじゃ・・・
もしそうだとこの後、斉藤の旅の結末は熱いものになりそうですね。


今後のヤマトとデスラー

苦難の末にテレサと邂逅するヤマトですが・・・
なんかテレサが可愛過ぎやしませんか?? 2199以降、キャラデザは可愛い傾向にあるし賛否両論はあるの知ってますが、ちょっと幼く可愛すぎるビジュアルには少し違和感ありました。
声を担当されている神田沙也加さんも含めてちょっと違う感を感じたのは僕だけですかね・・・

ま、そのことは置いといて、テレサは白色彗星と対抗するヒントとしてヤマトが大きな和、そして縁であることを説きます。
これって要するにヤマトを中心に協力して立ち向かえということなんでしょうか?
普通に考えればアンドロメダをはじめとした地球防衛軍との共闘となるんですが、テレサとの邂逅のラストに現れたのはデスラー
テレサの言いっぷりだとデスラーもヤマト同様に導かれた者に思えますし、これは復活したデスラーとヤマトがともに白色彗星と戦うという展開になるんでしょうか。
その展開は十分にあり得るなあ。
公式発表されている五章の展開ではヤマトとデスラーは対峙して戦闘するようですが、ある程度決着がつけば同志になるのかも知れません。
そう思うと、デスラー他ガミラスとの共闘で白色彗星を撃破する流れはあるのかも知れませんね。


今日のまとめ

今回も長文、駄文失礼しました。
まだ書きたいことはあるんですよ、反射衛星砲のくだりとか雪が全然出番ないとか(笑)
でもキリがないのでこの辺りで終わりにしておきます。

全体的にはもちろん満足の出来でした。
特に戦闘シーンは相変わらずの美しさと迫力。特に映画館で観るとそれはもう感動ものですね。
その一方で、ストーリー的に2202は都合良すぎるなあという展開が多い気がします。
何かあると次元断層みたいな空間で助かったりピンチになったり。その対処方法は波動砲という展開も同じ手法が使われてるのはどうかなあと思ったりもします。
まあ、でもそれは2202に始まったことではなく、旧作からもそうでしたしね。そこを強く批判する気はありません。
要はヤマトがかっこ良ければ全て良しです。
ヤマトはいくら攻撃されても沈まない、敵は空間機動甲冑の攻撃で沈むで良いんです(笑)

こう書くとけなしてるようですが、ストーリー的にも満足してますよ。
大筋は旧作をなぞってますが、いよいよオリジナル、新訳感が出てきましたね。
この先、予想はしてますがどうなるかちょっと読めなくなってきました。
これでこそ続きが気になるというものですよ。

ヤマト2202

次回は5月25日。五章は煉獄篇です。

それでは次回の感想でお会いしましょう!

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