【ネタバレ】ラストで”煉獄”の意味を理解する!宇宙戦艦ヤマト2202 愛の戦士たち 第五章 煉獄篇を観てきた感想

【ネタバレ】ラストで”煉獄”の意味を理解する!宇宙戦艦ヤマト2202 愛の戦士たち 第五章 煉獄篇を観てきた感想

なんとか今回も劇場でヤマトを鑑賞できたnovです。こんばんは。

ついに公開がはじまったヤマト2202 第五章 煉獄篇
公開初日の夜になんとか観て来れましたので今回も感想など。

もちろん今回もネタバレ要素満載なので内容を知りたくないという方はご注意下さい

※第六章も観てきました!六章のネタバレ感想はこちらからどうぞ!


宇宙戦艦ヤマト2202 第五章 煉獄篇 ネタバレ感想

あらすじ


いつもながら冒頭10分が公開されているのでこちらもどうぞ。

※公開は終了しました。

28年前のガミラス。幼少のアベルト・デスラーはガミラス本星があと約100年で寿命が尽き、本星以外では長く生きられないガミラス人は破滅の危機にある事実を知り、兄、マティウスなどデスラー一族にこの問題を共有し解決に尽力することを誓わされる。
その後、兄マティウスは死亡。アベルトが総統となり、ガミラスは強引な拡大政策をとり覇権国家となるが、それはアベルトがかつて誓ったガミラス人の未来、新天地を求めるためであった。
そしてアベルトの目的はテレサ、テレザート星を支配下に置き、ガトランティスと取引し、ガミラスの移住先となる星の提供を求めることにあった。
古代たちと対峙するアベルト・デスラーであったが、そこにキーマンがやってくる。
彼はアベルトの兄マティウスの子、デスラーの一族であったことが明かされる。
一時はアベルトの苦悩を理解し、協力しようと古代たちを拘束していたキーマンだが、テレサに気持ちを優先しなさいという啓示を受け古代たちを解放。
デスラー派であったギムレーの存在を本国に連絡し、ヤマトへと戻ろうとしたその時にミルに撃たれるが、駆けつけた山本により一命を取り留める。
そしてテレザート星は役目を終え、あるべき次元へと帰り、消滅した。
ガトランティスとの取引を画策していたアベルト・デスラーはヤマトを追撃するでもなく、宇宙へと消えていくのであった。

ガトランティスでは巫女サーベーラーが再生。ついに地球への侵攻が開始される。
地球防衛軍は土星沖にてガトランティス艦隊と交戦に。
圧倒的な数を誇るガトランティス艦隊ではあったが、時間断層工場で時を超えた量産を果たした地球防衛軍もそれ以上の数で対抗。
アンドロメダをはじめとした波動砲艦隊はその波動砲の威力でこれを撃滅する。
そして波動砲艦隊は彗星本体へ波動砲による攻撃を敢行。
彗星帝国の霧を吹き飛ばしたが、そこには内部に惑星を何個も確認出来る巨大要塞の姿があった。
再度、波動砲での攻撃を試みる地球防衛軍だったが、波動砲は効かず艦隊は壊滅。
アンドロメダも大破し地球防衛軍は敗退する。

絶体絶命のピンチに陥った地球の前にヤマトがワープアウト。
かつてキーマンが波動エンジンに仕掛けた反波動格子はキーマンの協力でも取り除けずエンジンに不安を抱えるヤマトであったが、真田の立案により反波動格子を利用した強力な波動砲、トランジット波動砲を実用化。
最終決戦へとワープしたヤマトであったが、内部では桂木透子の暗躍があった。
加藤に接触し、今にも死んでしまいそうな自分の息子の病気を助けたいのであれば反波動格子を使い波動エンジンを止めろと悪魔の選択を持ちかける。
苦悩の末、加藤はヤマトの波動エンジンを停止。
ヤマトは巨大要塞へと吸い込まれていく。


ここで終わるの!!って感じでしたね。
四章もそうでしたが、今章も大きく物語がオリジナル要素満載で動いたといったところでしょうか。


デスラーの苦悩


ヤマト2202 第五章 煉獄篇

前半パートはデスラー、ガミラスの事情が中心な展開でした。
もうね、これでもかというくらいデスラーがいい奴に描かれてます
2199で終盤は狂人的な扱いを受けていたデスラーですが、ここにきてフォローが入りましたね(笑)

優秀すぎる兄の存在、さらに兄を溺愛していたであろう母親の存在など、デスラーというキャラクターの成り立ちが描かれたのですが、これは良かったと思います。
ただ、2199の設定をかなり否定にかかってたのはどうかなあと思います。
地球への侵攻も実はガミラスの移住のためという原作設定に戻したようですし、2199でデスラーが狂人扱いされた第二バレラスをガミラスへ落とす理由も、実はイスカンダルを狙う兵器であったバレラスタワーの破壊であったなど、2199の設定をかなり否定してますね(笑)
まあ、その分デスラーのキャラクターの魅力度は上がりましたが、個人的にはそこまでいい奴にしなくても良いのに・・・なんて思います。
愛に溺れて狂っていったデスラーってのも良かったのにな。
でも2202でのデスラーの存在意義を出すにはこうするしかなかったのかも。

そしてデスラーに関してですが、声優の山寺宏一さんがとにかく凄まじい
冒頭10分でも出てきますが、幼少期以外のデスラーの各年代の声を見事に演じられてます。
もちろんその苦悩っぷりも。これぞ声で演じるってことですね。素晴らしかったです。


キーマンの正体


あとキーマンですが、正体が分かりましたね。
僕的にはデスラーの子説を予想してたんですが、甥っ子ちゃんでしたねえ。

偉大な兄マティゥスの子であり、独裁者デスラー家の後継者の一人。
アベルト・デスラーが死んだと思われている現ガミラスにおいては次期総統候補者の一人といったところだったのでしょうか。
そう思うと以前にガミラス艦隊の指揮艦がひざまずいていたのも理解出来ますね。
でも、ガミラス新体制は民主化を推し進めてるということなので、独裁者一族はイメージ悪いんじゃないだろうか・・・なんて思いますが、その辺りの事情もあってヤマトの潜入、テレサの存在を確認する任務に就いたのかも知れません。

謎キャラだったキーマンはこれで存在がハッキリしましたね。
完全にヤマト側の人間になったようなので、後はあんまり活躍の場はないのかな。
なんとなく死亡フラグがあるような気もしなくはないですが、きっと戦後のガミラスの重要人物として結局は生き残るのかも。
山本との関係も今後気になりますね。


土星沖海戦について


ガトランティス艦隊と地球艦隊の戦いを描いた後半パート。
土星沖海戦についてですが・・・

・力 対 力 の艦隊戦は見応えあり
・山南艦長かっこいい
・波動砲打ち過ぎ
・旧作ファンの思いを乗せた集束波動砲もやっぱり効かず

ってな感じですかね(笑)

ヤマト2202 第五章 煉獄篇

いろいろとご意見あるようですが、個人的には艦隊戦はカッコよかったと思います。
確かに波動砲しか撃ってなかったし、戦術的な艦隊戦の描写はほとんどなかったので多少は残念に思わなくはないですが、正直なところこの戦いは彗星帝国の強大な力を認識するシーンなので、これで良いかなあと。

でも、ツッコミどろこはいっぱいありますよ。
いくら時間断層の工場で艦隊を量産したとはいえ、その素材は??また、艦隊が出来たからって運営する人材はどこにいたの??などなど(笑)
特に老練なおじさん艦長が何人か出てきますが、2199の時に人材の枯渇で古代などの若い世代が駆り出されてたはずだと思ったんだけどなあ。
まあ、数人くらいは地球の守りについてないといけないと思うので、そこはツッコんでもしかたないかな(笑)

そして印象的だったのが彗星への波動砲発射シーン
旧作では拡散波動砲を撃ったので、彗星の尾部分に波動砲が当たり、効果がなく壊滅したので、もしあの時、全エネルギーを集束させていればアンドロメダでも彗星帝国にダメージを与えられたのでは??なんて思ってたのを実現してくれたのは熱かったですね。
まあ、結果は変わらないんですけどね(笑)

アンドロメダは大破で離脱したので、この後ひょっとしたら再登場はあるんでしょうか。
山南艦長は絶対に死ぬと思ってたので、今回の生き残りは意外でした。

あと、波動砲艦隊によって出現した彗星帝国の本体。
旧作とまったく変えてきましたねえ。
OPにも描写があったのであの半球の都市帝国を想像してたのですが、まさかのかぼちゃチックな巨大要塞とは(笑)
でもメカニカルデザインとしては嫌いじゃないです。
上部の建物はきっと巨大戦艦になるんだろうと思うのですが、ひょっとしたらまだ違う展開があるのかな??


煉獄というタイトルを理解するラスト


ヤマト2202 第五章 煉獄篇

そして五章のラストシーン。加藤の悪魔の選択について。
宣伝でもラスト5分が衝撃的なんて煽ってたから、ひょっとすると地球が破壊されるとかとんでもないこと起こるんじゃないかと思ったのですが、加藤の葛藤、そして悪魔の選択でしたね。

正直、加藤が自分の子供の命を助けてもらうのと引き換えにヤマトの波動エンジンを停止するという行為はあまり共感出来ませんでした。
だってどう考えてもヤマトが沈めばガトランティスは地球を滅ぼすし、我が子も死んでしまうはず。あの時点で取引に応じたところで、遅かれ早かれ我が子も死んでしまうのでは・・・
そんな先のことが考えられないくらい加藤の精神状態が追い詰められていたということなんでしょうけど・・・

この先、もちろんきっとヤマトは沈んでないでしょう。
でもこの選択をした加藤はきっと死んでしまうんだろうな・・・
旧作でも死んじゃう役割だったけど、あまりにも可哀想な展開ですね。残された真琴と息子、どうなるの・・・

でも、このラストのおかげで五章が煉獄篇というタイトルになってたのがよく分かりました。
煉獄とは、罪を犯した死者の魂が天国に行くために火によって浄化の苦しみを受ける状態のことを言うんだそうです。
まさに加藤は「父ちゃん、地獄に行くわ」と言いましたが、地獄や天国に行く前に煉獄の火によって苦しみを受けている状態だったんですね。
そういえば前半のデスラーも過去から現在に至るまで加藤同様の煉獄の状態とも言えるので、全体を通しての煉獄篇は納得です。


ヤマト級銀河と六章の展開


五章で最大の衝撃だったのがヤマトの二番艦ともいえる銀河の存在
もう六章の情報も解禁されたのでご存知の方も多いはず。

ヤマト2202 第五章 煉獄篇

画像引用先:https://mantan-web.jp/article/20180525dog00m200004000c.html

次元断層工場で波動砲艦隊を量産しているシーンで謎の女艦長や新見などの元ヤマトクルーが切り札として製造を急いでおり、ほんの少しだけ映し出されたビジュアルはヤマトそっくり。
なんとヤマト級銀河という艦なんだそうです。

・・・・カッコわるくないですか??

艦首の銀河の文字が・・・とい否定的な意見が多いようですが、僕的には艦橋付近のドーム型の部分とかが違和感あるんですよね。
なんか無理矢理未来感を取り付けたような・・・

そして、ガンダムを始めSFアニメでいつも思うことの一つ、主人公機を量産すれが勝てるんじゃないの?を実際にやってしまったんですね(笑)
でも、やっぱり主人公機は唯一無二の存在であるべきと思うんですよ。

まあ、展開としては五章のラストで沈んだヤマトの代わりに銀河が出撃。ガミラス艦隊と共闘しつつも撃沈。
そこに沈んだはずのヤマトが復活(時間断層工場で修理?改装?)し、最後の希望になる・・・
という大筋のストーリーはこうなるはず(笑)
少なくともヤマトはたった一隻で強大な敵と対峙するのが醍醐味なんだから、銀河等と共闘などは止めて欲しい気がしますね。

そして六章の予告ビジュアル。

ヤマト2202 第五章 煉獄篇

画像引用先:https://mantan-web.jp/article/20180525dog00m200004000c.html

雪を抱きかかえる古代は旧作の結末を予感させます。
でもその影がなんかおかしいですよね?
古代たちの上に何かがいるような・・・ ひょっとするとテレサ??

そしてヤマトの登場シーンさながらのさびついた艦・・・
どういうことですかね??
時間断層はタイムリープとかも出来るんですかね??
沈んだヤマトの復活は過去から繋げるのかな??

公式サイトによる六章の予告はこうです。

ヤマトは沈んだ。
波動砲艦隊も壊滅的な打撃を受け、強大なガトランティスを前にもはや為す術をなくしたかに見えた地球。
だがそれは、これから始まる未曽有の戦いの序曲に過ぎなかった。
ヤマトの意志を受け継ぐ新たな艦、ヤマト級〈銀河〉の出撃。その脇を、かつて地球と戦ったガミラスの大艦隊が固める。
数で圧倒するガトランティスに対して、地球・ガミラス連合軍は、
時間断層工場をフル稼働させて大増産態勢を敷き、徹底抗戦の構えを示そうとしていた。
それは、力と力がぶつかりあうだけの終わりなき消耗戦。
AIが立案した非情な作戦を実行するために、死に場所を求めて加藤のブラックバードが飛ぶ──。
〈銀河〉の本当の任務、人類生存の為の[G計画]とは? 帰るべきガミラスを追われたデスラーの去就は?
そしてヤマトは本当に沈んでしまったのか──?
古代と雪を待ち構える壮絶な運命に、刮目せよ!


六章のタイトルは「回生」篇
回生とは生き返ること、蘇ること。
テレサの示唆していた大いなる和、縁によってヤマト、もしくは雪が蘇るんだろうか。
そしてG計画って何?? GはGALLAXY(銀河)のG?銀河連邦でも作るんだろうか・・・
このG計画ってのが、錆び付いたヤマト、古代と雪のシルエットと関係してくるんだろうけど・・・

・・・全く想像出来ませんね。
六章の公開は11月2日。これは待ちきれませんね。


今日のまとめ


ということで五章のネタバレ感想でした。
いろいろと批判的な意見も多いようですが、個人的には面白かったと思います。
でも、加藤の悪魔の選択がモヤモヤするんですよね。
僕も子供を持つ親。加藤の葛藤は分かりますが、果たして現実に自分にもあの選択が出来るんだろうか。
親の愛、無償の愛。それは時に他人にとっては悪意となるかも知れない。
いろいろと考えさせられました。

次回は11月。個人的には銀河とかなんだかなあと思ってますが、秋からテレビ放送も始まることだし楽しみにしています。
それでは六章の感想でまたお会いしましょう!

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