【ネタバレ】銀河、そしてアンドロメダに燃える!宇宙戦艦ヤマト2202 愛の戦士たち 第六章 回生篇を観てきた感想

【ネタバレ】銀河、そしてアンドロメダに燃える!宇宙戦艦ヤマト2202 愛の戦士たち 第六章 回生篇を観てきた感想

六章鑑賞中に何度か泣きそうになったnovです。こんばんは。

先週の土曜日、劇場公開2日目に待ちに待ったヤマト2202 第六章を観に行ってきました!
控えめに言ってもシリーズ最高の出来だったんじゃないでしょうか。
今回も感想をもろもろ書かせてもらいます。

あ、とにかく長文な上に、今回もネタバレ全開なので、まだ観てない、内容知りたくないという方はご遠慮下さい
よろしくお願いします。


宇宙戦艦ヤマト2202 愛の戦士たち 第六章 回生篇 ネタバレ感想


あらすじ


ヤマト2202 第六章

まずは期間限定公開中の冒頭10分をどうぞ。




加藤の悪魔の選択によって波動機関が停止したヤマトは彗星帝国の重力圏内に沈む。
土方の退艦命令に反発する島たちであったが、多くのクルーは波動実験艦 銀河に乗り移る。
銀河は真田が探索艦として設計したヤマト級の艦でありコスモリバースを搭載していたが、コスモリバースの意思によるものなのか波動砲はもちろん、通常兵器も使用出来ない。
さらに銀河は時間断層で開発される技術を常にフィーバックしてバージョンアップされるAIを搭載。人を要しない極端な未来を実現した艦であった。
銀河AIはコスモリバースによる波動エネルギー増幅を使い、波動砲艦隊を支援、時間稼ぎをし時間断層による戦力増強、消耗戦に持ち込もうとしていた。
その作戦の一つとしてブラックバード作戦が提案される。完全無人操縦による小型波動コアを搭載したブラックバードが敵艦隊中心に達した時にコスモリバースで暴走させて爆破させるこの作戦には、まだ人間の操縦技術には及ばないAIのために先導役となるパイロットが必要であった。
死地を求めて加藤のブラックバードが飛ぶ。
作戦は成功。ガトランティスの足止めは成ったが、死ねなかった加藤は涙する。

一方のヤマトが不時着したのは彗星帝国内に内包されていたゼムリア人の故郷の惑星へと不時着。
彼らはガトランティス人を生み出した存在であった。
退艦命令時に桂木、山本をかばって負傷した雪は今までの記憶を取り戻した代わりに、イスカンダルへの航海、そして古代への愛を育んだ4年間の記憶を失って目覚める。
そんな中、キーマン、斉藤などのクルーはゼムリアの惑星を探索。
遺跡の記憶がアナライザーにアクセスされ、ゼムリアとガトランティスの関係が明らかになる。
およそ1000年前。ガトランティス人はゼムリア人が創り出した「家畜」という立場の生命体であったが、彼らは最大のタブーを犯してしまった。
それはタイプ ズォーダーを創り出してしまったこと。
ズォーダーはガトランティスの王となりゼムリアに反旗を翻す。その対抗策としてゼムリア人がズォーダーに持ちかけた「選択」は、ズォーダーとその妻であるゼムリア人 シファル・サーベラーとクローンである我が子の安全と引き換えにガトランティス軍の集結場所を教えること。
妻子を守る選択をしたズォーダーであったが、結局は妻と子を殺されてしまう。
ゼムリア人、そして人間をさらに憎むようになったズォーダーは古代アケーリアス文明が自ら蒔いた種である人間が宇宙に仇なす時にそれを排除する装置、「滅びの箱舟」を起動させようとするものの、起動にはゼムリア人による命令が必要であった。
既に死者となったシファル・サーベラーを蘇生させ、滅びの箱舟を起動させようと試みるも「愛」を知るサーベラーによって拒否される。
ズォーダーは愛という記憶を取り除いたサーベラーを創り出し、起動するまで繰り返したのであった。

ガトランティスとズォーダーの秘密を知った古代は桂木に「愛を知っているからこそ、愛を否定する」と指摘。
激しく動揺する桂木だが、シファル・サーベラーの愛の記憶がそうさるのか、ゼムリア人以外への開示を拒否したゼムリアの記憶より、ガトランティスの制御装置であるゴレムの存在を聞き出す。
しかし、あと一歩というところでズォーダーに察知され、惑星ごと消滅させようとされる。
ヤマトはその混乱を利用して再発進を試みる。
一方の消耗激しい地球、ガミラス連合艦隊はついに彗星帝国の火星絶対防衛圏への進出を許してしまう。
大破したアンドロメダは時間断層により修理、換装。山南とともに前線へ向かう。
そこでヤマトの存在を確認し、全艦隊にヤマト救出を発信するものの、銀河は戦線を離脱。G計画の実行に移ろうとしていた。
G計画とは地球の防衛を放棄し、新たな移住先を確保すること。どんな形であっても人類の存続を優先させる計画であり、種の保存のために銀河の乗員は女性で構成されていたのであった。
AIのG計画遂行とヤマト救出で揺れる艦長 藤堂早紀であったが、G計画を破棄、ヤマトの救出のためコスモリバースが使用不可になることを理解しながらもアンドロメダと山南を支援する。
銀河最後のコスモリバース砲発動によりアンドロメダは彗星帝国内の重力装置の破壊に成功。
ヤマトはゼムリアの星より離脱するが満身創痍のアンドロメダが沈む。
コスモリバースを失った銀河からのパーツを移植し、ヤマトはバージョンアップされ、彗星帝国内、ズォーダーとともにあると思われるゴレムの奪取作戦が立案されるのであった。

しかしヤマトにはまだ懸念がある。桂木以外のスパイが艦内に潜んでいるのだ。
その可能性が高いのは11番惑星でヤマトに乗艦した空間騎兵隊であることから、空間騎兵隊はゴレム奪取作戦から外れる。
そんな中、キーマンが異変に気付く。それはヤマトを倒すことでガミラスの存続を約束されたデスラーとノイ・デウスーラからのデスラー砲であった。
デスラー砲をかわしノイ・デウスーラに突入するヤマトクルー。
戦闘に参加した斉藤は脳内に響くズォーダーの声を聞く。ヤマトに残されたスパイは斉藤自身であったのだ。
斉藤が絶望に涙する中、キーマンはデスラーと対峙する。
ヤマトを倒すことでガミラスを守ろうとするデスラーだったが、今手を結ぶべきは地球だと説得するキーマン。
その時、ミルの銃弾にデスラーが倒れる。
さらにミルはキーマンにこう選択を迫る。
「デスラーを殺せばガミラスと地球に1万年の猶予を与える」
キーマンの選択とは・・・・



あらすじをまとめるだけで長文になってしまいました。
それだけ内容満載だったってことですよねえ。
ほんと、あっという間の90分でした。


波動実験艦銀河と藤堂早紀


ヤマト2202 第六章

ここからやっと感想です(笑)
まず、前章でその存在を知った銀河に謝りたい。

ダサいと思ってゴメンナサイ(笑)

いや、見た目はアレなんですが、六章の活躍っぷりをみると不思議なもんでカッコよく思えるんですよね。
その見た目も戦艦ではなく、真田によって設計された探査艦だったということで納得
コスモリバースを兵器運用しちゃったことや、探査艦だった銀河を戦線投入しちゃったところに追い詰められた地球の実情が伝わってきましたね。
誰だか新キャラが「まともで戦争できますか?」ってセリフも良かった。

しかし、本編で銀河のことを極端な未来と表現してましたが、AIによる意思決定、そして人間はその承認だけという状況は西暦2201年にしては遅くないですか?
現実世界でもここ50年くらいはそういう懸念されてるし、現実の戦争も既に無人戦闘機やドローンが飛んでると聞きます。200年後でこの問題は極端な未来と正反対なんじゃないのと思っちゃいました。

話を戻しまして。
銀河にはコスモリバースが搭載されましたが、これがなぜか波動砲や通常兵器を使うのを拒否されると説明されてましたね。
思えばコスモリバースは当初、古代守が、その後に沖田艦長が乗り移ってるという設定なので、これはつまり沖田艦長の意思なんでしょうか
そうなると前半の章で散々やってた波動砲使用問題で「覚悟を決めろ」と何度も古代に囁き、いいように解釈された沖田艦長の幻と矛盾するのでは・・・
イスカンダルの描写もまったく2202ではないので、コスモリバース、まだ何かありそうですね。

あとG計画のGって何かなと思ってたんですが、これは銀河(GINGA)計画ってことで合ってますかね?
愛の宣伝会議で脚本の福井敏晴氏が機動戦士側のGって発言されてたのが笑えましたが(笑)

そして艦長の藤堂早紀。良かったですねえ。
最初、また無駄に女性キャラにして・・・と思ってましたが、機械の命令と自分の判断に揺れる姿、そして母親への想いも含めて最後には人間味溢れるキャラになってて良かったですね。
予告編で「人間でありたい」というセリフがあったので、ひょっとしたらクローンなのかなとも思いましたが、自分で考えて行動、判断する、AIの世界に対する、そして死んでしまった母親に対する想いも込めたセリフだったんですね。

きっと彼女はこの六章でお役御免となりそうですが、かなり印象に残ったキャラでした。
銀河と藤堂早紀は六章鑑賞前と後でガラリと印象変わりましたね


ゼムリアとズォーダー


いや、ゼムリア人、最低ですね(笑)
家畜ってところもヒドいですが、選択を迫っておいて約束を守らず皆殺しにしようとするとか、そりゃズォーダーも破壊神になりたがる訳ですね。

しかしなぜゼムリア人はタイプ ズォーダーを創り出してしまったのか。
おそらく未知なものへの純粋な探究心からだったんじゃないかなと思います。科学とかってそうじゃないですか。
その新しい発見が自らを滅ぼすこともありえる、例えば「核」などを生み出してしまう現実世界と同じなんだろうなあ。
そういうものへの警鐘や皮肉が込められてるのかも。

ゼムリアとズォーダー、ガトランティスの関係は、地球とAIの問題とリンクしますね。
両者とも突き詰めた効率化による結果。
ゼムリアはその選択によって滅び、地球は今選択を迫られている。
ガトランティスに勝つために、自らも情を捨ててガトランティスのように戦いに勝つことだけを突き詰めようとAI化している人類・・・
それは人であることを自ら否定してしまう選択になるのでは・・・
ガトランティス側への掘り下げはそんなことを考えさせてくれる良いパートでした。
旧作ではただの絶対悪として描かれていたガトランティス、ズォーダーに深みが出て良かったと思います。

ただ、七章ではそのズォーダーが愛を取り戻し、自らゴレムを起動させて終わるという結末を予想しますがどうでしょう?(笑)


アンドロメダと山南艦長


この章の感想はこれに尽きるといっても過言ではないしょう!
もう、アンドロメダと山南艦長がカッコよすぎ!!
正直、山南艦長はすぐに死んじゃうんだろうなあと思ってたのに、この熱い展開はなんですか(笑)

アンドロメダと山南艦長で涙が出そうになったのは2点。
1点目は時間断層で再換装されたアンドロメダはAI化され、率いるのは山南艦長はただ一人となった訳ですが、ヤマトだけは助けると出撃するシーンで「ついに俺一人になってしまったか。さみしいなあ、なあ、アンドロメダよ・・・」とつぶやくシーン
極端にAI化された艦に相棒のように語りかける山南艦長。死んでしまったクルーやアポロノーム、変わり果ててしまったアンドロメダ自身への想いなどなど・・・万感の想いが込められてるように感じましたね。

そして2点目。これはヤマトを救出するために山南艦長が「アンドロメダと俺の命を引き換えにヤマトだけは!」と特攻をかけるシーンで、土方艦長のセリフを思いだすシーン。
「死んで取れる責任などないぞ。生きろ。生きて恥をかけ。屈辱にまみれても生き抜くんだ。」
めっちゃ、痺れました。最高です!
旧作、特にさらば〜は登場人物がことごとく死んでしまうので、それを否定しちゃうこの土方のセリフとアンドロメダ、山南の行動と結果に震えました。
まさに新しいヤマだなあ。
新作は2199も含めて、こんなのヤマトじゃないと言うファンも多いですが、僕はやっぱり新作も大好きです。

最終的にアンドロメダは沈んじゃいましたが、このシーンは2202の作中でも屈指の名シーンじゃないでしょうか。
今のところ僕の中ではMVPシーンでした。
アンドロメダのプラモ欲しくなっちゃった(笑)


あと土方艦長に関しては声優の石塚運昇氏がお亡くなりになられました。哀悼の意を表します。
最後のセリフが「頼む」であったことは印象的ですね。
そして後を継がれた楠見尚己氏もお見事でした。声優が交代されてたの気付かないレベル。まったく違和感なかったです。


古代と雪


記憶喪失というベタな展開になった雪。
ただ、古代と一緒に過ごした4年分だけで、他は戻ったってのは驚きました。
で、その戻った記憶に関して何も描写がないのが気になりますね。

古代は雪の記憶がなくなって2人の愛情も同様になくなったことに落ち込んでますが、この2人の愛の復活が七章、そしてズォーダーの説得に一役買うんでしょうねえ。

今回は古代、雪ともに出番が少なかったですが、きっと七章では大活躍することでしょう。
ただ、少年時代はこの2人の愛のストーリーもワクワクして観ておりましたが、オッサンになった今となっては、そんなの置いといて艦隊戦やアンドロメダ無双をみせてくれ!とか思っちゃいます。
40年の時を経て汚い大人になっちゃいましたねえ(笑)

あと、この2人に関してですが六章のポスターで影が変になってたのが気になってました。

ヤマト2202 第六章

※画像は公式サイトより引用

でも六章鑑賞後もこの影がなんだかよく分かりませんね。
一体、これは何なんだろう??


斉藤と蘇生体


六章で一番カッコよかったシーンはアンドロメダと山南艦長ですが、一番驚いたのは斉藤でした。
ヤマトに桂木以外のスパイがいると分かった時に永倉っぽい描写がありましたが、まさかの斉藤本人がそれだったとは。

思い起こせば二章、11番惑星での戦いで永倉を送り出したあと、斉藤がいた辺りに爆撃っぽいのがあったように思えました。
さらに、ヤマトが駆けつける直前、不自然に目覚めた斉藤が「俺は生きているのか・・・」と言ってたのはこの伏線だったんですね。これは気付きませんでした・・・

この後、斉藤はどうなってしまうんでしょう。
今のところ、主要メンバーはまだ死んでませんが、さすがにこの状況では生き残れない気がしますね。
七章の予告に「技師長、慌てず、急いで、正確にな!」もあったので、斉藤の精神がズォーダーのコントロールを凌駕して真田を守るのではないかと思いますが・・・

そしてもう1点。もう1人の蘇生体スパイは斉藤と判明しましたが、桂木を襲おうとしてシルエットは女性だった気もするので、まだスパイはいるのでは??
その辺りも気になりますね。


デスラーとランハルト


デスラー総統、六章では影薄くないですか(笑)
今作のデスラーはヤマトと対峙する、古代との友情などが描かれた旧作と違い、甥であるランハルト(キーマン)とのやり取りが描かれてますね。
ガミラスを守るためとはいえ、誰かにこの暴走を止めて欲しいと願い、その役目をランハルトに託しているような・・・

ランハルトもその想いを汲み、新たなガミラスの行く末を案じてはいるようですが、果たして彼はミルの悪魔の選択をどうするのでしょうか。

気になる・・・と言いたいところですが、銀河、アンドロメダ、ズォーダーの過去パートの印象が強すぎてデスラー、ガミラス側の事情にあまり思いを馳せられないなあ(笑)
それよりランハルトが恋してる相手の方が気になったりして(笑)
山本?それとも桂木かな??


今日のまとめ


ということで、長文、駄文失礼しました。
いやあ、もっと書きたいことはあるんですよ。例えば加藤の選択によって停止した波動エンジンはなんで急に直ったの?とか、アケーリアスの滅びの箱舟に対する創生の箱舟?的な言い回しあったのでやっぱり完結編するつもりですかとか(笑)
まあ、その辺りはキリがないので止めときます。

ヤマト2202 第七章

※画像は「宇宙戦艦ヤマト2202」第7章のサブタイトルは「新星篇」、3月1日公開 – 映画ナタリーより引用

でも、総じていえば六章の出来はかなり良かったです。この内容、クオリティをよく詰め込めたなあと思います。
スタッフの皆さんに感謝ですね。
ついに最終章である七章は3月1日公開と先ですが、もう期待しかありません。
ポスターでも「あらゆる予想を覆し、真実の”ラスト”へ」とあるので、さらばエンド、2エンドでもないのは確かでしょう。
個人的にはズォーダーによるガトランティスの自滅を予想しますが、あらゆる予想を覆してくれるはずなので違うでしょう(笑)
ともかく、七章が楽しみですね!
それでは七章の感想でお会いしましょう!


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