子供のサッカー観戦時の寒さに耐えかねてるnovです。こんばんは。
さて、相変わらず週末はサッカー三昧の我が家。先週末の3連休もすべて息子のサッカーでした。
ま、それが楽しいから文句はないんですけどね(笑)
その息子はこの半年ほど、1年上のU-12のチームに帯同することもあり、ここ2ヶ月ほどは11人制の大会に向けて準備をしていました。
8人制から11人制の移行やポジションのことなど、素人目線ですが思ったことを書いてみます。
11人制サッカーとポジション
11人制と8人制の違い
現在の少年サッカーは8人制。
8人制は個の技術向上を目指し、ボールタッチ数を増やしたり、ゴール前の攻防を増やす、果敢なチャレンジ精神を促すなどを大きな目的としているそうですね。
このシステムが採用されて約8年くらいなのかな。
確かにドリブルでチャレンジしたり、ピッチのサイズも小さいの攻守の切り替えが早く、ゴール前での緊張感のあるゲームが展開されて、観てても面白いと思います。
一方の11人制は説明は不要ですね。
ピッチも広くなりますが、人数も増えて、まさにテレビで観るサッカーそのもの。
もちろん個のチャレンジはあるものの、やっぱり戦術的なものが重視される気がします。
やっぱりJFAが掲げているように8人制は個のプレイ重視、11人制は戦術重視なサッカーに感じました。
ただ、素人目には最初に11人制の試合を観たときは、「人多過ぎ!」と思いましたが(笑)
親でも思うんだからプレイしてる子たちも最初は戸惑うかも知れませんね。
個人的には8人制の観戦にも慣れてたせいもあってか、8人制の方が見応えあるように思います。
目まぐるしく攻守が切り替わるし、どんなポジションの子もゴールのチャンスありますしね。
ま、そこは好みの問題でしょうけど。
チームのフォーメーションと息子のポジション
息子のチームは8人制の時はスタダードな3-3-1を採用してました。
息子はここでセンターハーフかセンターバックをすることが多いかな。
で、11人制になった時の基本フォーメーションは4-1-4-1。
1トップに1ボランチを置くスタイルです。
3-3-1だったので、そのまま1人ずつプラスして4-4-2にするのかなと思ってたので意外でした。
で、息子のポジションですが基本的にボランチ。
ボランチとはざっくり言うと守備的ミッドフィルダーですよね。
ディフェンダー陣の前に位置し、守備をしながらも攻撃時には起点となるポジションとして前線へのパスの供給、サイドチェンジ、そして時には駆け上がってゴール前でフィニッシュと求められることは多いポジション。
今の日本代表なら柴崎選手、少し前なら長谷部選手、遠藤保仁選手などが担ってるポジションですよね。
これまたボランチとはまた難しいポジションを与えられました。
本人は分かってるんでしょうか(笑)
ボランチの難しさ
ボランチは多くを求められる重要なポジションですよね。
ポジション的に相手側のエースストライカーやトップ下というチームの中心選手と対峙することも多いし、逆にマークに着かれることも多いので、正直なところ自由にプレイさせてもらえることは少ないように思います。
こういう面からも個の技術、素早い状況判断など高い能力を求められるポジションなんだなあと実感しました。
そしてもう1点。ボランチはチーム戦術として意識しなければあまり機能しないんじゃないかと思います。
8人制では、あまりボランチ的なポジションを置くチームは多くないと思うんですが、息子のチームもそうだったので、ボランチを介して攻撃するという意識が少なかったかな。
センターバックやサイドバックがボールを持つと両サイドハーフに縦パスを入れることが多く、攻撃時はボランチが参加出来てないことも少なくありませんでした。
もちろんボランチの息子のポジション取りなどの問題もありますが、8人制から11人制に移行した際の各ポジションの役割や戦術をチームとして共有してないといけないんだなと思いました。もちろんレベルの高いチームは出来てるんでしょうけどね(笑)
うーん、ボランチって難しい。
息子のボランチ
で、数試合ほど息子のボランチを観て感じたことですが、あんまりボールに触れてないので、このポジション楽しくやってるかな?と言うこと。
本人はそれなりに楽しんでいるようでしたが、親としてはあまりボールに触れてないとどうなのよ?チームに貢献出来てる?と思ってしまいます。
が、サッカー分かる人に解説してもらうとボールを持ってない時、いわゆるオフ・ザ・ピッチの時にスペースを作りだしたりする動き、守備時もパスコースを消す動きなどが出来てるので、十分機能してるんだそうです。ほんとですか(笑)
やっぱりサッカー観戦は素人なのでボールばっかり追っちゃいますねえ。
ここは素直に褒めてあげたいと思います。
でも、やっぱりボールを持った時は相手方のエース級と対峙するのでボールロストもあるし、パスカットされることもあります。
ボランチのポジションでのボールロストは即ピンチなので、その辺りの技術向上は息子の課題ですね。
今日のまとめ
ということで11人制サッカーとボランチについてでした。
単純に思うのは8人制よりは頭使わないといけないんだなと実感しました。
どれだけチーム全体が同じ意識を持ってプレイ出来るかってのが11人制の醍醐味ですね。
ボランチはその中でも中心的役割を担うポジションだと思うので、息子はそのポジションを与えられたのは嬉しい限りです。
めっちゃ難しそうですけど(笑)
とまあ、11人制のことを書きましたが息子はまだU-11チームがメインなので8人制でやる機会がほとんど。
でも11人制、ボランチというポジションを経験させてもらえたのは大きな経験だと思います。
ぜひ来年の自分たちの学年の時にその経験を活かしてもらいたいものですね。