この夏は息子のサッカー観戦のおかげで日焼けしまくったnovです。こんばんは。
さて、今日は息子のサッカーのお話。
現在小4の息子は1年の夏からサッカーを始めたのでそろそろ丸3年が経過しようとしています。
3年生の終わり頃から親の目からみても伸び始め、一応チームの中心選手として頑張っています。
その結果、ここ最近は上の5年生のチームに呼ばれて試合や練習に参加することも増えてきました。いわゆる「飛び級」ってやつですね。
今回はその飛び級について思うことを少し書いてみます。
あ、ちなみに僕はサッカーのド素人なのであくまで体験談としての個人的意見です。本格的な考察とかではないのであしからず(笑)
飛び級について
上の学年に呼ばれることが多くなってきた
最初に書いときますが、息子の所属してるチームは決して強豪ではありません。
だから飛び級といってもレベルの高い話じゃないし、決して自慢しようということではありません(笑)
チームの息子の学年(4年生/U-10)は比較的人数が多く現在は25名ほど。対して上の学年(5年生/U-11)は12名くらいだったかな。
5年生も試合は8人制だから人数は足りているのですが、休む子がいたりベンチの交代を考えるとちょっと人数に不安がある時も。
さらに、そのまた上の6年生も人数が多くないので5年生の一部の子が6年生チームに参加することもあります。
そうなると人数に不安が生じるので5年生チームに息子の学年から招集されることがあるんですよね。
で、息子を含む数人が参加することが増えてきて、この夏から5年生の参加人数に関係なく練習も含めて基本は5年生チームに帯同しなさいという状況になりました。
まあでも、4年生で飛び抜けた実力があるから飛び級してるってわけではなく、どっち付かずって訳に行かないので上の学年優先にしましょうと決まった感じですかね。
チーム方針も試合は勝ち負けより子供たちの将来性を考えて試合は全員出場が基本というチームですし、実力のある子をどんどん飛び級させようとしてる訳ではないみたいです。
ただ、上の学年に行くのだからある程度の実力がないと厳しいとは思うので、その点では選ばれた息子は頑張ってると思います。親バカ視点ですが(笑)
飛び級のメリット、デメリット
飛び級で上の学年に参加させてもらうとそりゃメリットはありますよね。
例えば・・・
- より技術が高い相手、味方とプレー出来る
- 上の学年に選ばれたことによる自信
小学生のうちの1学年ってそりゃ大きいですよね。
体格もそうですし、技術的な部分もそう。
そんな中でプレー出来るので、今までと違った技術や対応をしないとすぐにボールを取られちゃいます。
僕が見てて思ったことは、上の学年はよせが早いなあということ。
4年生ではボールを持ってもフリーの時間がある程度あるので次のプレーを考える時間も少しあるのですが、5年生ではすぐによせられて相手に囲まれるのでそんな時間がありません。
なので、より早く判断し、正確にプレーしなきゃならないので、めちゃめちゃ良い練習になります。
それが出来るようになると自信にも繋がりますしね。
でも、一方でデメリットもあるとは思います。
- レベルの高さに自信喪失するかも
- チームになじめない可能性
- 本来の学年での立ち位置
- 保護者間の気持ち
レベルが高い相手や味方を知ることで自信喪失してしまう可能性もあるでしょう。だって本来の学年だとそこそこ出来るのに簡単にドリブル止められたりするもんね。
上の学年に行くのでチームに馴染めない可能性もありますよね。人見知りする子だとちょっと大変そう。
そんな状態なのに本来の学年に戻った時の立ち位置も気になるところ。飛び級で上に行った子がいるということは、その学年はその子抜きで頑張らなきゃならないので、ポジションやシステム、そして子供たちの意識も変わってしまってる可能性もあり、そこに戻ると違和感を感じるかも知れません。
そして最後に保護者間の気持ち的な部分。
幸い、我がチームはそんなことあまりないと思うんですが、本来の学年の保護者からはやっかみ的なこと、上の学年の保護者からは飛び級で来た子のために出場機会が減ってしまったことに対する不満なんかも出るかも知れませんね・・・
とまあ、もっといろいろあるとは思うんですが飛び級にはメリット、デメリットがそれなりにあるようです。
親的に思うこと
そりゃ息子がある程度評価されて飛び級したと思うので嬉しいですよ。それがそんなに強豪でないチーム、人数合わせだとしても(笑)
ただ、何回か飛び級の試合を観に行ったんですが、やっぱり上では思う通りにプレー出来ないようです。
もちろん相手の技術も高く、スピードなども速くて対応出来てない部分もありますが、味方との連携がうまく行ってない気がしました。
具体的に言うと息子を含めた飛び級組にパスがあまり回ってこない。
別に意地悪されてる訳ではなく、5年生は5年生で培ってきたチームワークやプレーのパターンがあるんですよね。そこに下の子が入ってきてもすぐに馴染むわけでもなく、チームとしてあまり機能してない気がしました。
まあ、これは練習も含めて時間が経てば解消されるかも知れませんが。
あと試合の出場時間が少なくなりましたね。
本来の学年だと一応中心選手なのでフル出場が多かったのですが、上だと基本ローテーション。3試合あったら1試合は出れないといった感じでしょうか。
まあ、これはチーム方針で全員出場としているし、上の学年のチームだから下の子が出れないのも分かります。
ただ、本来の学年にれば試合により多く出られるので、その辺りはどっちが良いか微妙かなあと思うところですかね。
そして本来の学年での立ち位置。
息子は本来の学年で2つあるチームのうちの1つのチームキャプテンをしてました。
でも練習も含めて上の学年に行くことが多くなるのでキャプテンも交代しました。そして久しぶりに本来の学年の試合に参加すると飛び級の子がいない時シフト、ポジションになっていて、息子も少し戸惑ってた模様。
まあ、その試合も特別な状況下(3年生も参加した)でもあったので、ずっとその体制って訳じゃないだろうと思いますが。
もちろん、飛び級で上の学年に行くんだから本来の学年としてはその子たち抜きで頑張る体制をしかなきゃなりませんよね。当たり前のことだと思います。
ただ、息子はどう思ってるんだろうか・・・とは思いますね。
純粋にサッカーの上達のことを考えると飛び級の方がメリットありそうだと思いますが、本来の学年が楽しくなくなってしまうと本末転倒じゃないかなあと思ったりします。
出来れば一生の友達になる子を作ってくれるといいなあと思ってるので、同学年で楽しくやって欲しいと思ったり。上で通用しない息子を見てるよりは本来の学年でそこそこ活躍してる息子見てるのも楽しいしね。親として志し低いですが、まあプロになって欲しいとか強豪校に行って欲しいとか思ってませんしね(笑)
そういう視点で見ると親的には別に飛び級で上に行かなくてもいいんじゃないかと思ってしまいます。
息子の気持ち
でも、親がどう思おうがそれは関係ないこと。サッカーやってるのは息子だしね。
で、息子に今の状況を聞いてみました。
息子的には5年生のチームでやるのが楽しいんだそうです。
あ、決して本来の学年が楽しくないわけじゃないみたいですよ。久しぶりの試合の体制は少し戸惑いはあったみたいだし、チームキャプテンじゃなくなったのは残念に思ってるようですが。
でも、5年生の試合や練習の方がみんな声が出してくれてやりやすい、楽しくプレーしてくれるから楽しいんだそうです。
純粋にまわりのレベルも高くて連携出来るのも楽しいみたい。
なんだ、何の心配もいらんやん(笑)
本来の学年は人数も多いけど、サッカー大好きというよりは友達がやってるから一緒に来てるという子も多いので、休憩時間は元気だけど試合や練習の時は静かな子も一定数いるみたいなんですが、上の学年はみんな楽しそうにサッカーの話したり練習中でもプレーに関して声が出たりするらしいです。サッカーが純粋に好きな子多いのかな。
そこが息子的に楽しいらしいです。
最近はそんな感じで徐々に馴染んで来てるらしいので、飛び級の子も含めてチームとして機能しはじめてる模様。子供たちの適応能力ってスゴいですね。
それになんだかんだ言って飛び級してるのが息子的にも自信になっているようで、ずっと選ばれ続けたいと思ってるようです。
事情があって今度5年生の試合の日に欠席することになってるんですが、息子は今回休んだら次から呼ばれなかったらどうしようと思ってる様子。
その危機感は良いことですよね。
ということで、息子的には飛び級してることが良い方向に向いてるみたいです。
それなら親的に何も言うことありませんし、こんなにウダウダと書く必要なかったですね(笑)
今日のまとめ
今回も無駄に長文になってすいません(笑)
確かに飛び級はメリット、デメリットの両面あると思います。向いてる子、向いてない子ってのもあるんじゃないでしょうか。
ただ言えることは子供自身がどう捉え、行動していくか。それに尽きるんじゃないですかね。
上で出場機会が少ない、下も居場所がない・・・なんて状況なら本人が奮起して上でもずっと出続けられる実力を身につけるしかないですし、結局は本人の気持ち次第。
そのように考えさせてもらえる機会を与えてもらってるだけでも他の子に出来ない経験ですもんね。有難い。
この状況がいつまで続くかは分かりません。
強豪でないチームといえど飛び級に選ばれるのは競争だと思うので、息子がいつそうじゃなくなるかは分かりませんが、本人が頑張ってる以上は親も応援してあげたいと思います。
これからも頑張れ、息子よ!