このゴールデンウィークも息子のサッカー三昧なnovです。こんばんは。
息子は現在小学校5年生。小1の夏から近所のチームに所属。
チームは決して強豪ではないですが、息子もサッカーを楽しんでます。
そんな息子ですが、4年の頃から支部選抜練習会に選ばれ、そして5年になったこの春に地区トレセンの選考会へと参加しました。
結果は残念ながら受からなかったのですが、まあそこは親的にも納得なので置いといて、親子ともども初体験だった地区トレセンについて親目線で感想など書いてみたいと思います。
地区トレセンの感想
地区トレセンとは
これを読んでいただいている方ならお分かりの方も多いと思いますが、トレセンとはトレーニングセンターの略だそうで、日本サッカー協会による組織のことですね。
いろんなカテゴリーで存在し、最終的には日本代表に繋がっていくんだとか。
地域によって多少違うと思うんですが、イメージ的にはこんな感じですかね。
所属チーム内で代表になる → 支部練習会 → 地区トレセン → 都道府県トレセン → 地域トレセン → ナショナルトレセン
※ 画像はJFA公式サイトより引用
今回、息子がチャレンジしたのは地区トレセン。
支部練習会でも選考会がありますが、いわゆる一般的にトレセンと呼ばれるのはこの地区あたりのことからだと思います。
子供たちにとって最初の大きな難関って感じですかね。
会場の雰囲気
息子が参加したU-11地区トレセンは参加人数が約40名くらいですかね。
選考会はとある休日の18時頃から行われました。
ジュニアサッカーはU-10くらいから公式戦が行われますが、公式戦と比べても会場全体は少しピリッとした雰囲気を感じました。
やっぱり試合とトレセン、選考会は違いますね。
試合はチームでの参加、トレセンは個人での参加だし、やっぱり子供たちもまわりはライバルだという意識があるんでしょうか。
なんて思ってましたが、その雰囲気を作ってるのは一緒に来てる保護者だったりします(笑)
子供たちは気合いは入っているものの、保護者の方がかなり気合い入ってるように見えました。
保護者席には所狭しとビデオが設置されてるし、観戦中も真剣そのもの。
さすがに個人名をあげての応援などはなかったのですが、期待してるよ、結果出せよオーラがハンパない人も多かったかも。
なんか独特の雰囲気でしたねえ。
選考会の内容
肝心の選考会の内容ですが、基本的にはずっとミニゲームです。
3チームくらいに分けて20分交代くらいで連続してゲームすること約2時間弱って感じでしょうか。
その間にコーチ陣が選手をチェックして選考するというスタイルです。
ポジションは子供たちの希望申告制。
チームで普段やってるポジションか自分の得意のポジションを希望し、希望者が多いポジションは交代で出てるみたいでした。
ちなみに息子の希望はトップ。これが人気ポジションでチーム内に複数人いたこともあり、息子の出場機会はかなり制限されておりました。
逆にバックは少なく、バックを希望した子はずっと出場出来てたみたいなので、どこでも出来るよという子は少ないポジションで出ればアピールチャンスを多くもらえるかも知れません。
息子はバックも好きだったので、そっちに行っとけば良かったのに・・・と思ったけど、それはもう後の祭りですね(笑)
フィールドプレイヤーは基本ずっとミニゲームだけだったのですが、ゴールキーパーはゲーム以外でもコーチの指導があったようです。
確かにゴールキーパーってチームに専門のコーチって少ないだろうし、このレベルで教えてもらえるのは良い経験でしょうね。
フィールドプレイヤーも同様に指導してくれたらいいのにと思いましたが、基本的に選考会でしたからねえ。それは無理か(笑)
とまあ、保護者の真剣なまなざしの中、2時間ほどミニゲームをして終了です。
あとは結果を待つのみですね。
トレセンを体験してみて
ここからは僕の感想を。
まずこのレベルでも十分スゴい子がいっぱいいるなあという印象です。
公式戦であたってるので○○チームの子は上手いとかは分かってましたが、改めてみると圧倒的に上手い子っているんだなあと思いました。
このレベルでも全国行けば勝てないかも知れない、将来プロになるのは一握りだと思うと、Jリーガーとかって本当にスゴい存在なんでしょうね。
で、明らかに上手い子はある程度いるからその子たちが選ばれるであろうことは想像に難しくないのですが、そのレベルの子ばかりって訳でもないので、あとはちょっとしたアピールや見せ場を作れるかで評価が変わるんじゃないかなあと思います。
例えば息子の場合は元々そんなに上手くない上に、人気ポジションを希望したために出場機会があまりもらえませんでした。
そのうえ対戦相手チームに明らかに上手い子が集中してたこともありチームは守備中心でトップにボールがまわってくることも多くなかった印象です。
ここで仕方ない、不公平と思ってしまうかも知れませんが、こんな状況は実際の試合でもあるはず。そんな時にどうプレイするかを意識して行動しないとダメなんじゃないかなと思いました。例えゴールを決めなくてもコーチ陣はその辺りを評価してくれるのではないでしょうか。
あと、トップで出場機会が限られたんであれば、バックでもいいから出たい!とか言えば、またアピールになったかも知れませんね。
まあ、それがプラスに評価されるか分かりませんけど(笑)
そしてやっぱり印象的だったのは保護者席。
明らかに上手い子の親とか聞かなくても盛り上がり方で分かりますね(笑)
もちろんそれが悪いわけではないですし、誰だって自分の子が活躍すると嬉しいですもんね。
でも、それに対する嫉妬やら自分の子が活躍してないことに苛立ってる人も多少はいます。
その辺り、子供たちはやりづらくないのかなあと思っちゃいました。
そして最後に結果。
選考会から約3日ほどで各チームに選考された子の連絡がありました。
息子は残念ながら受かりませんでしたが、親的には選考会の時からこれは無理だろうなと感じてました。
足下の技術などのテクニック、そしてフィジカル。どれもまだこのレベルには及んでないのは明らかでしたしね。
元々、息子にプロになって欲しいとか、サッカー有力校にいって欲しいとは思ってなかったので、親的にはそんなにショックではないのですが、息子本人は結果を知って悔し涙を流してました。
この涙を見れただけでも参加出来て良かったなと思います。
今日のまとめ
サッカーではじめて息子の涙を見ました。
このトレセン経験で息子がどう感じて、どう変わるのか。はたまた何も変わらないのか。結果は分かりませんが、壁にぶつからずに成長はないと思いますので、良い経験だったなあと思います。
トレセンはまた半年後にもあるらしいので、その時が少し楽しみですね。
まあ、息子がまず選考会に呼ばれるかも分かりませんけどね(笑)
で、トレセンについてですが受かるに超したことはないけど落ちても必要以上に落ち込む必要はないのではと思います。
トレセンというレベルの高い場所でプレイ出来たこと、それに対して感じたこと。
それを得られたのであれば結果はどっちでも良いのではないかななんて思います。
だから親も必要以上にトレセンに選ばれることを重視せずに、我が子がそこでどう成長しているのか見守るくらいでちょうど良いのかも知れませんね。