イログラフ

やっぱりシビックはハッチバックでしょ!復活したシビックがカッコいいのでEGシビックの思い出を語ってみる!

コンパクトハッチ大好きなnovです。こんばんは。

新型シビックが発表されましたね。
先代のシビックは日本では販売されなかったので、なんとなく過去の車みたいなイメージが出来つつあったので、今回の国内再ラインナップはかなり嬉しい限り。
なんせ、初めて自分で買った車がEG系シビックだったので思い入れあるんですよ。
ということで、今回は新しくなったシビックがカッコいいので、ちょっとおっちゃんがシビックの思い出なんか語っちゃいますよ(笑)

新型シビックと過去の思い出

復活したシビックがカッコいい

まずは新型シビックですが、発売自体が9月29日ということもあり現車はまだ見てません。
が、2月に大阪オートメッセに行った時にそれに近いであろうモデルは見たことがあります。

こちらがタイプRシリーズ。

そしてこちらが普通のシビック。これ、ハッチバックの方だったかな?

当時でもタイプRがカッコいいのはもちろん、普通のシビック、特にハッチバックはカッコいいなあと思ってました。
特にリアビューがカッコいいなあと。
やっぱりクルマのスタイルはお尻で決まるんですよ(笑)

※画像はホンダシビックハッチバック公式サイトより引用

ちなみに今回のシビックはタイプR、ハッチバック、セダンの3種類の設定があります。

※画像はホンダシビック公式ページより引用

基本、アメリカ市場のモデルを日本に投入しているらしいのですが、今回のシビックはほんとにどれもスタイリッシュでカッコいいと思います。
馬力やらの性能面は置いといてまずは一番にそれを感じました。
特にハッチバックのカッコよさ。やっぱりシビックはハッチバックでなんぼでしょ!と思ってる世代なので(笑)、とにかくハッチバックが復活してくれたのは嬉しいんです。

ただ、シビックも大きくなりすぎて今回のサイズも全幅が1,800mmもあるんですね。これはかなりデカい。さすがアメリカ市場のモデルですね・・・
そしてお値段もハッチバックで280万円くらいから・・・
この辺りは昔のシビックとはかけ離れちゃいましたね。
まあ、国内にはフィットがあるし、昔のシビックの位置づけはそちらに移ってるんだと思いますが、なんか少し違和感もあります。

新型シビックについてはまだ乗ってもいないのであまり語ること出来ませんが、公式から動画もいろいろとリリースされてるのでそちらをどうぞ。

うわー、やっぱりタイプRたまりませんね!!
欲しい!!

EG6シビックの思い出

と、新型シビックの話が思いのほか長くなってしまいましたが、ここからがメインです(笑)
僕は自分で初めて購入したクルマがEG系のシビックだったんです。
19歳直前で免許を取り、自分のクルマが欲しいと大学にもいかずバイトに明け暮れてお金をため、初めて購入したクルマがEG4のシビックだったんですよ。

※画像はホンダ公式サイトより引用

EG4は当時のスポーツカー好きの憧れ、VTEC搭載モデルではあるもののSOHCのいわゆる中間モデル。本当は最上級グレードのEG6、SiRが欲しかったんですが、手が出なかったんですよね(笑)
ちなみにシビックの購入に踏み切るまでも紆余曲折あって、実は本当に欲しかったのはサイバーCR-Xだったりしました。
他にも当時大人気だったプレリュードや走り系で人気だったMR-2、当時最強のスカイラインGT-Rにゼロヨンで対抗できると言われたパルサーGTI-Rなど欲しいクルマはあったものの、どれも新車で大学生が買うには高すぎたので断念したんですよね。

中古で何か探そうかなと思ってたら、親がなぜか中古はダメという人だったので頭金(確か70万くらい)を必死でためて親ローンを組む形でEG4の購入に行き着いたんですが、親的にはその昔、2代目シビックを乗ってて大雨の交差点のど真ん中でエンストして故障してしまった苦い経験からトヨタにしとけとサイノスを勧められたのも今では良い思い出(笑)

で、EG4に乗ってご機嫌だったんですが、当時は走り屋全盛期。
自分たちで走る技術も度胸もないので友達とよく走り屋スポットに夜な夜な見に行ってました。
そして走り屋に少し憧れてたもんだから、とある峠道で真似事して練習してたんですよ。
でも、技術が未熟なもんだからセンターオーバーしちゃって対向車に衝突するという事故を起こしまして・・・

幸い、相手の方、同乗してた友達も無傷、僕だけ頭から血を流して救急車で運ばれるだけで済みました。
僕も方もその日の処置だけで体は大丈夫だったんですが、もちろんEG4は大破、そして廃車・・・
相手の方に謝罪し、親にもこっぴどく叱られてしばらくはクルマ禁止令が出たのですが・・・
保険にはきっちり入ってた関係で、かなりの額が支払われることになりました。
そこで頭に浮かんだのは・・・・ これを元手にEG6にグレードアップ出来るかも!(笑)

もちろん、親には「お前、起こした事の重大さを分かってるのか、下手すると相手の方や友達が死んでたかも知れへんのやぞ!」と大反対されたんですが、当時の僕はクルマ命。
親を時間かけて説得し、EG6の購入に踏み切る訳です。
今思えば何も反省してなかったんでしょうね(笑)

そうやって手に入れた待望のDOHC VTECを搭載したEG6シビック SiR IIですが、もうそれは別次元の速さでした。
ターボでないのに6000回転くらいからの2段階目の加速。明らかにもう一段階甲高くなる官能的なエンジン音。初めて全開走行した時の感動は今でも忘れません
あと、EG6だけに装備されてたホワイトメーターもめっちゃ好きでしたね。
車体も軽いし、キビキビ走る、ハッチバックだし荷物もつめるし、もう大満足のクルマでした。

EG6でいろんな所行ったし、友達とも一緒に乗って遊んだなあ。大学生らしく女の子も乗せることもあったしドキドキしたのも良い思い出(笑)
さすがに事故以来は走り屋の真似事はやめて安全運転してましたが、たまに全開にするVTECパワーに酔いしれてました。
あの頃はどこに行くのもEG6だったし、チューニングやドレスアップ、DIYもいっぱいしました。洗車ももちろん頻繁にしてたし大事にしてたな。
ある意味、僕の青春の思い出が全部詰まったクルマでした。

ずっと乗るぞと誓ってたEG6ですが、VTECの虜にされた僕がその後に発表された初代インテグラタイプRに一目惚れし、ディーラーの営業マンに今ならEG6の下取り金額サービスしますという悪魔のささやき(笑)のおかげで手放すことに。
確か4年半くらい乗って、走行距離は65,000kmくらいだったんじゃないでしょうか。通勤で使うわけでもなく、純粋に遊ぶことだけに使ってのこの走行距離だったので、よく乗った方だと思います。
ホントに、ホントに良いクルマだったし、今でも乗りたいなあと思わせてくれるクルマです。

その後は某クルマ屋に勤めた関係で、インテRからマーチ、レガシィB4、Z33フェアレディZ、ポロGTiなどに乗り継ぎ、転職、子供が生まれたきっかけで現在乗ってるフリードにたどり着きました。
フリード選んだのもこの頃のシビックやインテRへの思い入れがあったので、どうせミニバンは走りは期待出来ないだろうけど、せめてホンダとなった訳ですよ(笑)

だから僕にとってはシビックというクルマは特別な思い入れがあります。きっと僕より上の世代の人にも多いでしょう。
それが今回ハッチバックになって復活してくれたのは嬉しい限り。
ただやっぱり昔のように若い子が乗れるエントリーモデルとして欲しかった気はしますね。
上でも書きましたが今ではフィットがその役割してるんでしょうけど、やっぱりシビックは若者とともにあってこそじゃないかなあ。

今日のまとめ

今回も長文駄文失礼しました。
あまりにも復活したシビックがカッコいいので、おっさんが少し興奮して昔のことを思い出しまして(笑)
まだまだ思い出話はありますが、キリがないのでこの辺りで終わっておきます。

今の子はクルマに興味がないと言われて久しいですが、あの自分のクルマを持った時に「これでどこまでも自分は行くことが出来るという感覚」は、ぜひ体験してもらいたいと思うんですけどね。
これだけ選択肢がある現代では少数派なんだろうなあ。
せめて自分の息子くらいはクルマ好きに育てるかななんて今更ながら思います。

そんなことを考えさせてくれたシビックハッチバックの復活、期待してます。
とりあえず発売されたら見に行こうかな。さすがに今回は買わないですけどね(笑)

ちなみに少年時代に僕に影響を与え、初のクルマ選びにCR-Xを候補にさせたのはこの漫画のおかげでもありますよ。