イログラフ

【体験談】クルマのバッテリーはまだ新しいのに・・・ そのバッテリー上がりは暗電流が原因かも

そろそろ愛車フリードの乗り換えも考えなければと思ってるnovです。こんばんは。

先日のことですが久しぶりにクルマのバッテリー上がりを体験しました。
ああ、バッテリー換えなきゃ・・・と思ったけど、考えてみれば半年前に換えたばかり。しかも毎日クルマを使ってるから充電も十分なはず。
これはただのバッテリー上がりじゃないのかも!?

暗電流によるバッテリー上がり体験談

エンジンがかからない

クルマ通勤をしている僕は仕事を終えいつも通り帰宅しようとエンジンを始動させようとしましたがかからない・・・
セルはかろうじて動いてるのでバッテリー上がりか・・・痛い出費だなあなんて思ってました。
でも、室内ランプなどをつけっぱなしにしてた訳でもないし、そもそもバッテリーは半年前の車検時にディーラーで換えてもらってる。毎日通勤で40km以上走ってるのでバッテリーの充電も大丈夫なはず。
なんかおかしいなあと感じながらも、愛車フリードはもうすぐ10年目だし色んなガタが来てるのかもと思い、その日は会社にあったジャンプスターターでエンジンを始動して帰宅しました。

ちなみにこういう時のためにもジャンプスターターを持ってると助かりますよ。オススメ。

原因はオルタネーター?

バッテリーは一度上がってしまうと充電しても完全に元には戻らないと言われています。
なので、翌日にはバッテリー交換しなきゃなあと思ってました。
で、翌朝にエンジンをかけようと思うとかからない。しかも今度はセルすらまわらない
さすがに前日の夜に20kmほど走行し、それなりに充電をしたバッテリーがセルすらまわらないほど空っぽになるのはおかしい・・・

これはバッテリーではなく、車体側に原因があると確信。
考えられるのはオルタネーター。いわゆる発電機です。
通常、クルマは走行することによってオルタネーターから電流を発生させ、バッテリーなども含めて充電します。
きっとこれが故障したんだろうなあと思い、修理は高くつくんだろうなあ・・・、フリードも10年、14万キロなので乗り換えか・・・なんて憂鬱な気持ちになってました。

真犯人は暗電流

なんとか会社にたどり着き、近所のディーラーへ緊急入庫。
きっとオルタネーターの故障です。10万円かかります。なんて連絡がくるんだろうなあと思ってたら、どうもナビが怪しいです。との連絡が。

ナビ!?

確かにバッテリー上がりの影響で10年以上前のパナソニック製ストラーダ800Dは画面が映らなくなりました。
ただ、これはこのナビ特有の現象らしく、バッテリーを外すと内部のチップが破損して起動しなくなるというリコールの対象にもなっていたので、バッテリーが上がったから故障したと思ってました。
まあ、この話はまた別の機会にでも。

で、ディーラーの方のお話では、暗電流をたどっていくとナビに大量の電流が流れていると。

暗電流・・・

暗電流とは言い換えれば待機電流のこと。
クルマはエンジンオフの状態でも電気を必要としている部品があります。
例えばリモコンキーなどを使うために最低限の電流をエンジンオフの状態でも使用しており、その電流はバッテリーより供給されています。
数ヶ月などの長期間エンジンを始動させてないクルマがバッテリー上がりするのはこれが原因ですね。

しかしナビやリモコンキーなどに使う暗電流はわずかなはず。まして毎日使用しているクルマで一夜にしてセルがまわらなくなるほどとは・・・
そう思ってましたが、かなり異常な数値の電流が流れているとのこと。
そうか、真犯人はナビに流れていた暗電流なのか。

ナビの修理で復活

パナソニック製ストラーダのリコールと今回の暗電流が関係するのかは分かりませんが、とりあえずナビは無償修理対象になるとのことでディーラーよりメーカーに修理に出していただきました。
1週間ほどの修理期間だというので最初はクルマも預けておこうかと思ったのですが、通勤や子供の習い事の送迎などに使うので一旦返してもらうことに。
こんな風にナビなし状態で10日ほど乗ってました。

音楽も何もなくエンジン音だけ聞いて運転するなんて、その昔にインテRやファレディZ、レガシィなどのスポーツカー乗ってた時以来で新鮮でした(笑)

後日、ナビが返ってきてディーラーにて再取付、再点検。
ナビなしで乗ってた時にエンジンがかからないということが全くなかったので、もう完全に原因はナビだったんだろうなあと確信してましたが、ディーラーの暗電流の点検でも問題なし
無事に復活となりました。その後1週間ほど乗ってますが異常なし。

ちなみに今回の件でかかった費用はナビの脱着のみ、約4000円でした。
いろんな点検してくれたのに安くしてくれたホンダディーラーには感謝です。

今日のまとめ

と、暗電流によるバッテリー上がりを経験しました。
バッテリー上がりの多くの原因は寿命だと思いますが、まだ新しい、比較的頻繁にクルマを使用しているのに上がった場合は暗電流を疑っても良いかも知れません。
最近のクルマはナビやドライブレコーダー、セキュリティなどいろんな電装アイテム満載ですからね。

しかし流石に10年、14万キロを超えるといろんなトラブルが起こりますね。
今回ばかりは乗り換えを一時真剣に考えました。
でも、6人乗り以上、予算はそんなにない、でも新車で10年以上乗ることという条件が必須な我が家の状況からすると選択肢が全然ないんですよね。
ノア・ヴォクシー・ステップワゴンなどは何だかんだで300万円以上になるし予算オーバーっぽいし、結局はフリードやシエンタクラスしか選択肢がない。なのにマイチェンした現行フリードのフェイスのダサさ・・・
乗り換えたいのに欲しいクルマがない。こうなったら今のフリードを15年20万キロの覚悟で乗り続けるかな!?
子育て世代のクルマ選び、悩みは尽きませんね。
本音はスポーツカー!次にSUV!なんですが(笑)