最近眼鏡を買おうかどうか迷ってるnovです。こんばんは。
過去に蜂窩織炎(ほうかしきえん)になった話やら、マイコプラズマ肺炎になった話やらを体験談として書いてきましたが、最新作のご案内です(苦笑)
今回はポスナーシュロスマン症候群という眼の病気。
やっぱり40代も半ばになるといろいろありますね(笑)
ポスナーシュロスマン症候群体験記
兆候と病院に行った経緯
とある休みの日。突然に左目の視界が白っぽいもやがかかってる状態になりました。
例えるならまつ毛に埃のような細かいゴミが着いてる時のような状態ですかね。
最初はやっぱりゴミが着いてるのかとか、最近眼を使いすぎてたので疲れ目かなと思ったんですが、白っぽいものや光るものに対して特にもやがかかってる状態であることに気付き、やっぱりこれが眼がおかしいのだと分かりました。
実は5年以上前くらいに同じような症状が出たことがあり、眼科を受診した結果、突発性の緑内障かなあ?というような診断をされたことがあります。
今回も完全に同じ症状だったので、病院へ行こうかどうか迷ってたんですが、翌日に症状がひどくなったので急遽病院へ行ってきた次第です。
異常な眼圧値
急いで病院へ行き、症状を伝えるとすぐに視力検査と眼圧検査を行いました。
視力検査は正常時とあんまり変わりなかったのですが、問題は眼圧。
通常は10〜20という数値が正常値なのですが、僕の左目はこの時43という数値を示していたようです。
医者に「通常の3倍になってますね。」と言われた時に、赤い彗星みたいやなとのんきなことを考えておりました(笑)
が、そんなのんきなことを考えてる場合じゃなかったんですよね。
次に医者が言った言葉は「これ、このままいくと失明するよ。」でした。
なんだって!?失明!!!!???
実は僕は元々右目があまり見えてません。
子供のころに弱視であると診断されてから、右目の視力は0.1くらいで推移しています。(ちなみに弱視は大人になると治療はほぼ難しいらしいです)
なので、左目だけが頼りなのですが、幸いなことに子供の頃から30代くらいまでは1.5以上はマークしており、最近でも1.0〜1.2はあったので特に不便はありませんでした。
が、今回異常をきたしたのはその左目なのです・・・
もし左目がダメになると思うと、一生0.1の右目で暮らしていかないと行けないのか・・・
それでも子供の成長を見れなくなるのは嫌だなあなんて、まだ他人事のような感覚だったのを覚えています。
緑内障の疑い
まず最初に受診した時点では、おそらく緑内障だろうという診断でした。
緑内障とはWikiの説明によるとこうです。
緑内障は網膜神経節細胞が死滅する進行性の病気であり、特徴的な視神経の変形と視野異常(視野欠損)を呈する。基本的には現時点では一度喪失した視野は回復させることが困難なため、失明の原因になりうる。日本では、最近になって糖尿病網膜症を抜いて1番目の失明の原因となっている。視野狭窄は自覚されないうちに末期症状に至ることも多く、発見には定期的な健康診断が必須である。
失明原因ナンバーワンですか・・・
医者の説明でも緑内障になってしまうと完治させることは無理なので、原因となる眼圧の上昇を薬によって抑えることが必須なんだとか。
要するに高血圧や糖尿病のようにずっと薬を飲んだり、目薬をさしたりして数値をコントロールして進行を抑えるんだそうです。そういう意味で最初に言われた失明するというのは間違ってないんだなあと実感します。完治は難しく、進行を抑えて一生付き合っていく病気なんだと自覚し、向き合わないといけないということですね。
正直、緑内障は年配の方の病気だと思ってたので、40代の自分がなるとは思ってなかったけど、これから一生この病気と付き合っていかなきゃなあと少し覚悟を決めたのでした。
最終診断はポスナーシュロスマン症候群
で、眼圧を抑える飲み薬と目薬を処方してもらって2日後に再度受診しました。
その時にはすっかり眼圧も下がり、視界も正常に戻っていたのですが、医者いわく「うーん、これは緑内障ではなくポスナーシュロスマン症候群かもね」と告げられたのでした。
眼圧がすぐに下がったこと、眼に痛みを伴ってないことなどからポスナーシュロスマン症候群かも知れないということらしいのですが、3日ほど間をおいて再受診、検査しましょうとなったのです。
そして、再々受診し、眼圧チェック、視野検査、眼を3Dっぽく撮影したりと検査をした結果、やはり最終診断はポスナーシュロスマン症候群となったのでした。
Wikiによるとポスナーシュロスマン症候群とはとこうです。
ポスナーシュロスマン症候群(ポスナーシュロスマンしょうこうぐん、英語: Posner-Schlossman Syndrome)は、1948年に米国のPosner とSchlossman により報告された目の病気の一種。別名:緑内障性毛様体炎発症(英語: glaucomatocyclitic crisis)。片方の目に、著しい眼圧上昇を伴った軽微な虹彩毛様体炎が繰り返して発生する。「眼の炎症に続発する緑内障」に分類されるが、通常は視野の欠損が伴わないこと、症状が可逆性であることからいわゆる緑内障とは区別される。
大きく分けると緑内障の一部ではあるけども、突発性のものなので継続的な治療は必要ないんだそうです。
まだ、僕の場合は経過観察中ではありますが、眼圧が下がりきれば様子見るしかないみたいですね。
で、もしまた症状が出たらすぐに受診する、というのが基本方針のようです。
眼の大切さを改めて痛感
ポスナーシュロスマン症候群と診断され、緑内障でなかったことはひとまずは安心しました。
が、ポスナーシュロスマン症候群も安心は出来ません。頻発すれはその度に視神経に影響が出る可能性もあるわけで、どうなるか分かりません。
上でも述べた通り、僕にとって左目は唯一見えてる大切な眼。
ホント、見えなくなったら困ります。
どんな病気でもそうだと思いますが、眼が見えなくなってしまうと生活が一変しますもんね。
子供たちもまだまだ小学生だし、もちろん嫁さんともこれからまだ長い付き合いになるのにそんな負担をかけたくないし・・・
そう思うと改めて眼の大切さを痛感しました。
眼の病気とかはあまりかかる機会がないと思うんですが、まあ大丈夫かという気持ちが取り返しの付かないことにもなります。
これをお読みいただいてる皆さんも、もし違和感あったら早めの受診を心がけましょうね。
今日のまとめ
異常を感じてから約1週間ほど。
現在は眼に異常は感じられませんが、目薬を続けてまた10日後くらいに受診する予定です。
そこでどうなるか分かりませんが、様子見になるのかなと思っています。
自分的には心配なので、ずっと目薬しててもいいかなと思うんですが、ポスナーシュロスマン症候群の場合はあまり意味をなさないそうです。
ただ、目薬、受診が終わっても定期的な眼圧チェックは心がけていいかなと言われたので、数ヶ月に一度くらいは眼圧チェックしに行こうかなと思ってます。
ほんと眼も含めて健康は大事だなあと思う今日この頃なのでした。