太鼓御輿が大迫力!石清水八幡宮は高良神社の太鼓祭りに行って来た!

たいこ祭り お出かけ

たいこ祭り

祭り大好きなnovです。こんばんは。

京都の夏祭りの代表格といえば祇園祭り。
でも、その雅な雰囲気の祭りと一線を画す祭りが同時期にあるのをご存知でしょうか。
それは京都と大阪の境目あたりにある石清水八幡宮の摂社である高良神社の太鼓祭り
我が地元でもあるので、子供連れて行って来ましたよ。

200年続く高良神社太鼓祭り

屋形神輿が特徴的な祭り

たいこ祭り

太鼓祭りとは、日本三大八幡宮の一つと言われる「石清水八幡宮」の摂社である高良神社のお祭りです。
石清水八幡宮の公式ページによるとこうです。

高良社祭は毎年7月17・18日に八幡に夏を告げる境内山麓・高良神社の例祭で、「太鼓まつり」の名で親しまれています。
高良神社は『徒然草第52段/仁和寺のある法師』に登場する神社で、当宮の摂社であり、また旧八幡地区の氏神でもあります。
『男山考古録』によると、今から約220年前の天明3~4(1783~84)年頃、地元有志の熱意により高良神社前に提灯を並べ茶店を出すなどして私的行事として始められたのが高良社祭の始まりといわれています。

その後、文政年間(1818~1830)頃に太鼓を載せた「屋形神輿」が町内ごとに造られ、『ヨッサー、ヨッサー』の掛け声とともに町内へと繰り出す豪壮な「太鼓まつり」へと発展していきました。最大の見所は18日午後6時30分頃、高良神社に各神輿が一堂に集まる「宮入り」で、参道を練り歩くその姿は迫力満点です。

また、石清水八幡宮青年会により昭和62年に復興された「提灯献灯」が参道に並び、約600灯もの提灯が灯ります。

僕が子供の頃は各町内の御輿は担ぎ手がいなく休止状態でした。
一部の地区のみ、子供用の御輿を作り伝統を守ってたのですが、子供の頃にはよくその子供御輿に乗せてもらったものです。
あ、子供御輿って言っても簡単なものじゃなく、かなり重いししっかりした作りのものです。

それが二十数年前くらいからかなあ。
いろんな方が尽力されて、各町内の御輿が復活。
巨大な屋形御輿が地響きするような太鼓の音とかけ声で街中や境内を練り歩くのは、かなりの大迫力です。

宮入りが勇壮かつ幻想的でオススメ

太鼓祭りは7月17、18日と日が決まってはいますが、ここ数年はその日に近い週末に「宮入り」をすることが多いようです。
今年なら7月20日の日曜日でした。

宮入りとは、各町内の御輿が高良神社の境内を順番に練り歩く、いわば祭りのクライマックス。
昔は体力の限界がくるまで境内を何往復出来るかを競ったようですが、今では3往復くらいで交代します。それでも結構長い時間なんですけど。

たいこ祭り

境内が提灯で彩られ、夏の夜が始まる時間帯に太鼓の音とともに入場してくる御輿は幻想的な感じもしますよ。

たいこ祭り
 

うむ、美しい!そしてカッコ良い!
iPhoneのカメラだったのちょっとブレてるのが残念(笑)

オススメの鑑賞ポイント

この太鼓御輿を見る時のオススメポイントは、その迫力と太鼓の音はもちろんですが、あぶ手と呼ばれる人達に注目ですかね。
御輿は担ぎ手と太鼓を叩くために中に乗る人、そして方向指示やかけ声を出すために御輿の前後に一人づつ乗る「あぶ手」がいます。
御輿が右に寄りすぎてると体を大きく使って左に戻せの指示を出すし、太鼓の音に合わせて勇ましいかけ声を出したりするので、カッコ良いんですよね。

たいこ祭り
 

この「あぶ手」は祭りの華で人気なので、宮入りの最中も御輿を担ぎながら次々と交代していきます。
その辺りを見てると面白いですよ。

また、「させー!」のかけ声も要チェックです。
このかけ声がかかると、肩でかついでて担ぎ手たちが、一斉に両手で御輿を持ち上げます。
御輿はかなり重たいので、これが出来るのはかなりスゴいことなんです。大体は御輿をおろす直前にやります。
ここもオススメ。

子供には屋台も

たいこ祭り
 

祭りといえば屋台ですよね。
この太鼓祭りも多くはないですが、屋台が出ます。
ウチの子達は、御輿より屋台に夢中でした(笑)

ま、そりゃ屋台の方が子供は喜ぶよね。

今日のまとめ

ということで石清水八幡宮、高良神社の太鼓祭りに行って来ました。
小さいお祭りではありますが、今となってはこんな勇壮な御輿が出る祭りってのは貴重になってる気もしますのでオススメですよ。

地元の祭り感は強いですが、宮入りはもちろん前日などに町内を練り歩く際に一緒について回るのも問題ありません。
担ぎたいといえばきっと担がせてくれるんじゃないでしょうか。
他の地域の人もお気軽にぜひ!!

週刊 日本の神社 2014年 6/24号 [分冊百科]
週刊 日本の神社 2014年 6/24号 [分冊百科]

コメント

タイトルとURLをコピーしました