【ジュニアサッカー】親目線で感じる8人制と11人制の違い

サッカーチームAB分け ジュニア&ジュニアユースサッカー

そろそろ息子の卒団も見えて来て寂しく思ってるnovです。こんばんは。

ジュニアサッカー最大のイベントといえば全日本U-12サッカー選手権大会。いわゆる全日ですよね。
小学生時代の集大成といえるこの大会ですが、我が息子の所属しているチームは予選大会で早々に敗退・・・(泣)
もうジュニアサッカーも終わりかあ・・・・とはなりません!
我が地元の京都では年明けに11人制の府大会があり、真の集大成はこちらと位置づけられている感があります。
なので京都のこの時期はどのチームも11人制のトレーニングマッチを行うんですよね(全日出場チームは違うかも)
そこで今回は8人制と11人制の違いを語ってみようと思います。
サッカー未経験者の親目線の素人意見ではありますが(笑)

8人制と11人制の違い

ピッチの広さ

まず一番に感じるのはピッチの広さ。
8人制は68m × 50m のサイズに対し、11人制は 105m × 68mです。

少年サッカー ピッチサイズ

イメージ的には8人制ピッチを縦に2つ並べたサイズが11人制ってとこでしょうか。
実際にこのサイズを見ると「めっちゃデカいな」と思いますよ(笑)
8人制のコンパクトなサイズを見慣れてますもんね。

※ちなみに11人制大会の規定は 105m × 68m を標準としていますが、小学生世代は試合によって 80m × 50m で行われることもあるそうです。

もちろんゴールもサイズが変わります
8人制が横幅 5m x 高さ 2.15m に対し、11人制は横幅 7.32m x 高さ 2.44m
小学生、特に小柄なゴールキーパーは大変やろなあと思うサイズになります。

いやあ、何かにつけてデカい。サッカーってこんな広いとこですんのかと改めて思いました。

団子サッカー再び!?

α6400

で、その広いピッチに11人、両チーム合わせて22人の子が入るとこれまた印象が変わります。
あれ、なんかめっちゃ人多くない?って(笑)

もちろん単純に人が増えたのはありますが、今まで8人制のコンパクトなピッチに慣れているので子供たちはいつもの距離感でポジションを取ってしまいがち。
すると選手同士の距離感が近く、遠目にはボールに群がってように見えます。
これは・・・そう、懐かしき団子サッカー(笑)
低学年の時にみたあの光景ですよ。

11人制はポジションの役割がより需要に

サッカーチームAB分け

8人制から11人制に移行した時に感じる団子サッカー状態ですが、それを打開するにはピッチを広く使うことが必要になります。
より選手間の距離を開けてパスを回してスペースを作り相手のゴールにいかに迫るか。
まさに日本代表戦やJリーグ、海外サッカーなど普段テレビで観るようなサッカーをしなければなりません。
そうなると、GK、DF、MF、FWなどのポジションの役割がより明確になるような気がします。

8人制サッカーはピッチも狭いけど人も少ないからスペースもそれなりにあります。
だから攻守の展開が早いし、極端なイメージでは全員攻撃、全員守備をしなければなりませんよね。
でも11人制だと人が多くスペースも少なくなる分、よりポジションによる役割分担が明確になりチームとしての連動が必要になるように思います。
8人制だとセンターバックのオーバーラップで得点というシーンも見れますが、11人制でそれやるのはちょっと厳しそう(笑)

11人制だと力の差が縮まる!?

ゴールデンウィークサッカー

8人制は人数が少ない分、個々の能力の高さがチームの勝敗に大きく関わりますよね。
1人1人がしっかり攻守に関わらないといけないし、サボってるとすぐピンチになります。
なので、8人制チームの強さはオールマイティなレベルの高い子をいかに揃えるかが成績に直結するように思います。
要するに「個々の能力 = チーム力」みたいな感じですかね。
実際にスーパーな子が集まる強豪クラブやJリーグ下部チームに普通の少年団が勝つことはまずない気がします。(もちろん例外はありますが)

が、11人制は人数も多い分、選手同士カバーしあえる部分も出てきやすく、ある程度力の劣る子がいても何とかなったりします
ゴールが広くなった分、どんだけ点入るのかと心配してましたが意外に点入らないんですよ。
これは人数が多い分、守備時はカバーしあえるからゴール前に人が集まれば何とかなるんだと思います。
なので8人制では 0-3 くらいで負けちゃう相手でも 11人制になれば 0-1 などの拮抗した展開や、下手したら勝敗が逆転することもあり得るんじゃないでしょうか。
実際に11人制の大会では10点差ゲームとかは8人制に比べれば少ないんじゃないかな。
ロースコアのPK戦も多くなる気がします。
もちろんオールマイティなレベルの高い子が11人、サブもレベルの高い子がいるような強豪チームは話が別ですよ(笑)

まあ、言いたいことは11人制の方が実力差が出にくく、場合によってはジャイアントキリングが期待出来るかもということです。
逆に言うと8人制はごまかしが効かず実力差がより明確に出るということなんでしょうけど。

選手の出場機会について

8人制のデメリットの一つに出場する選手が限られる場合があることが上げられます。
サッカー協会は全員出場を推奨しているため選手の交代は何度でも自由にしていますが、結局勝敗がかかった試合では実力のある子が出続ける傾向にあるようです。
まあ、これを是正するために3ピリオド制にして1、2は選手を全入れ替え3は自由出場にして全員出場させる案もあるそうですが、その話はまた別の機会に。

一方の11人制は単純に先発メンバーだけ見ても3人増えますよね。
それに大会にもよるでしょうけど8人制どうように交代は何度でも自由なことも多いのでそうなると圧倒的に11人制の方が出場機会は多くなるように思います。
まあ、チーム事情によって異なるでしょうけど、出場機会という面では11人制の方がより与えられる気がします。

結局、8人制と11人制はどっちが面白い?

11人制サッカーとボランチ

個人的には8人制の方が面白く感じます
攻守が一瞬で逆転されるスピーディな展開はコンパクトなピッチ、少人数でするサッカーの最大の魅力で、観ていてもスリリングだし面白い。

11人制は広いピッチにまだまだキック力がない小学生くらいだとスピーディな展開になりにくいんですよね。
でも、その分、戦術やポジショニングなどがより重要になるし、じっくり観るとこれまた面白い(笑)

まあ、結局は個人の好みではありますが、僕は8人制かな。
なんか11人制はあんまりみんな走ってないなあという印象でした(笑)
実際、息子に聞いても広い11人制より狭い8人制の方がしんどいらしいです。
やっぱ8人制はサボれないなんだな(笑)

今日のまとめ

ということで親目線で感じた8人制と11人制の違いでした。
当たり前ですがサッカーは11人でするものです。
8人制サッカーはあくまで11人制サッカーに移行した時によりレベルの高いサッカーが出来るようにするためのもの。
ぜひ子供たちは8人制で習得したサッカーを上手く11人制にアジャストさせて、ジュニアユース世代に活かして欲しいものですね。

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