自分のところだけは大丈夫!なんてことはない・・・ 地震について思うこと

東京防災 子育て

昨日の地震にかなり驚いたnovです。こんばんは。

6月18日、近畿地方でかなり大きい地震がありました。僕が住んでる京都もそれなりの揺れで震度5強を観測。
改めて地震の怖さを思い出しました・・・
残念ながら亡くなった方もいらっしゃいます。改めて被害に遭われた方にお悔やみ、お見舞い申し上げます。

今回は改めて感じた地震の怖さを覚えておくためにも備忘録がてら思ったことを書いてみます。

改めて感じる地震の怖さ

地震発生時のこと

6月18日の朝8時。僕はいつも通りクルマで会社に向かうため車内にいました。
地震発生時は小さい橋の上におり、ちょうど渡り終えて右折中だったと思います。
クルマが傾く感覚を覚えたのでパンクした!と感じました。で、車内に警報音が鳴り響いたんですが、それが緊急地震速報だとは思わず、このクルマにパンクしたことを教えてくれる警報とかあったかな?なんて思っておりました。

でも、車内でつけてたテレビ(本当は走行中はダメですよね)の画面に地震速報が出て初めて状況を理解したわけです。
以下は、信号待ち時や会社についた時につぶやいたTweetです。

最初は大きい地震があったことに驚き、家族の無事が確認できたことで一安心。
周囲もあまり大きな被害がなかったので軽く考えてたところ、徐々に情報が入ってきて震源地付近はかなりの被害であったことを知って戸惑っている様子がTweet見ても分かります。
まさにあの阪神淡路の時と同じ感覚です。
当時も京都はかなり揺れたもののあまり被害はなくて、驚いたなあくらいだったのに、震源地はあの状態・・・
あの感じを思い出してかなり動揺してました・・・

自分の住んでるところは大丈夫という過信

僕が住んでる京都は比較的天災が少ない地域だと思います。
台風もあまり直撃ってのはないし、地震もそんなにありません。
そもそも1200年も都があったのは、そういうのと無縁な地域、先人の知恵ってのはスゴいななんて思ってたりします。

でも、やっぱり起きる時は起きるんですよね。
ここ数十年に起こった様々な巨大地震はそもそも予測されてた東海や南海トラフといったところでない場所、過去にあまり大きな地震がなかった地域で起こってますしね。
日本に安全な地域なんてないのかも知れません。

どこかで京都は大丈夫!と思ってるところがあるんですが、今回の地震でいつどうなるかなんて分からないと再認識しました。
考えてみれば地球規模で100年とか1000年とかの期間なんて一瞬の時間ですもんね。
その間に起きてないからと、今後起きないなんて言えませんよね。

情報、とりわけLINEとTwitterの大切さを実感

地震発生から10分もすればある程度の情報が伝わってきます。
テレビから速報で流れてきたりしますが、そもそも本当に被害の大きい地域は停電していてテレビも見れない状況ですよね。
そうなるとネットが情報源となることが大きいんですが、改めて感じるのはLINEやTwitterの大切さ。

最初に家族に連絡をとったのはLINE通話でしたし、実家などにもLINEで確認しました。
Twitterからは様々な情報が流れ込んできて、真偽がハッキリしないものもありますが、それでも状況を知るには十分な情報が得られます。
やっぱりこの手のSNS系ツールは災害時においてもはや必須ツールですね。

子供たちは臨時休校になったの嫁さん側のおじいちゃん、おばあちゃんの家に帰ってきたのですが、僕の実家側のおじいちゃん、おばあちゃんのことが心配になったらしく、固定電話に電話してみたらしいです。が、繋がらず・・・
子供たちはかなり心配したようです。

この時点で僕からおじいちゃん、おばあちゃんの無事はLINEで確認してたので問題なかったのですが、子供たちは心配してたんだな・・・

ホント、優しい子に育って良かった(笑)

親世代以下はLINE当たり前になってますが、おじいちゃん、おばあちゃん世代はまだまだ使ってないって人も多いですよね。
ウチは数ヶ月前にLINEしたいから設定してくれと言われて面倒だなあと思いながらも設定したのが今回役に立ちました。
実家は震源地に近い地域だったので、LINEで連絡取れてなかったら電話も通じてなかったし心配しただろうな。

職場でも震源地に近いスタッフ、JR運休で京都駅付近で足止めされてたスタッフは携帯電話も使えない状況が続き、連絡が来たのはLINEやメールでした。やっぱり災害時は電話は使い物にならないな・・・

もともとLINEの開発のきっかけは東日本大震災での繋がらない電話などから、大切な人と繋がるインフラを目指して作られたとも言われてますよね。
「既読」も生存確認に使えるからなんだそうです。
なんか、LINEの宣伝みたいになっちゃいますが、この辺りのインフラってホント大切ですね。

ちゃんと備えよう

京都の被害はあまりなく、結局僕も普通に仕事してましたが、やっぱり地震への備えってのは大切だなあと痛感します。
よくある防災グッズを家に用意しておくってのは大切なことですよね。

あと、スマホがかなり重要なツールになることを考えるとバッテリーとかはカバンに入れておいても良いかも知れません。

物理的なグッズも大切ですが知識や情報も大切だということで、有名な東京防災のガイドブックやアプリも今回、インストールしました。

東京防災

東京都防災アプリ

東京都防災アプリ
開発元:Tokyo Metropolitan Government
無料
posted withアプリーチ

アプリ版はクイズなどもあるし、親しみやすいキャラのお陰もあって子供たちにも使えそうです。
これ、関西版も出ないかな。各都道府県版をぜひ作って欲しい。有料でも買います。

でも、一番大切なのは家族間での決めごとですかね。特に子供たちに1人の時に地震が起こったらどうするかなどを認識させておかないといけないなと思いました。
今回の地震では、僕は出勤中、娘は既に登校班の集合場所へ出発、嫁さんはゴミ出し、息子が登校しようと1人で家で用意をしてたたところでした。
娘は多くの人と一緒にいたため比較的落ち着いてた様子。でも1人で家にいた息子はかなり怖かったようで嫁さんが帰ってくるまで机の下に隠れてたんだそうです。
行動としてベターだし、学校で教わった通りに行動してるので良かったのですが、外出してる時など違う場面も想定して子供たちには地震がが起こった時にはまずこうしようねと家族で話しとかなきゃダメだなあと思います。
とりあえず近所で危険そうな場所はどこか、なるべく1人にならない、それでも1人になった時にどうする、夜に揺れたらどうするか、家族が離ればなれになった時の集合場所、緊急連絡先のことなどを子供たちには話しときました。

そのせいもあってか、息子は思ったよりも地震が怖いようで、寝る前も「もし寝てる間に来たら・・・」なんて不安そうにしてました。
お父さんが守ったるから大丈夫と言い聞かせて寝させましたが、よっぽど昨日の揺れの時に1人だったのが怖かったんだろな。
まあ、結局夜中の余震にも目を覚ますことなかったようですが、出来るだけケアしてあげないと。

あと、同様に年老いてきた自分たちの両親とも話しとかないとね。
避難所など改めて確認しとかなきゃ。

今日のまとめ

「天災は忘れたころにやってくる」とはよく言ったもので、阪神淡路や東日本大震災であれだけ強烈に地震の怖さを味わったはずなのに、どこかで大丈夫と思ってるところがあったと思います。
防災イベントのカエルキャラバンや京都市防災センターとかに行ったりしてますが、防災意識から行ってるのではなく、あくまで子供を遊ばせようと思って行ってただけですし・・・

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子供たちには結構タメになってて、今回もこの施設やイベントのことを覚えてたようですが、親もちゃんと意識しとかないとダメですね。

でも阪神淡路の時は独身だったのである意味身軽だったのですが、昨日の地震時には僕には家族がいて、その分自分だけのことを考えてるだけじゃダメなんだと再認識させてくれたように思います。
関西、京都でも強烈な地震は起こる。そう思って様々なことに備えたいと思います。
人生、いつどこで何が起こるか分からない。でも備えていれば避けられることもあるはず。ちゃんとしなくちゃ。

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