電車の旅もたまにはいいよなあと思うnovです。こんばんは。
富山旅行記も今回で第五弾。宇奈月グランドホテルに泊まった翌日は黒部・宇奈月温泉の旅定番のトロッコ列車に乗ってきました!
最初、この電車で黒部ダムに行けるのかと思ったら違うんですね(笑)
それでも黒部峡谷の大自然を満喫出来る楽しい列車の旅でした!
【富山旅行記は全6回です。ぜひご一緒にどうぞ!】
黒部峡谷トロッコ列車を子供と一緒に楽しむ
黒部峡谷トロッコ列車とは
黒部峡谷トロッコ列車はその名の通り黒部峡谷の大自然の中をゆっくりと走る列車のことです。
黒部峡谷とは立山連峰を流れる黒部川が長い年月をかけて形成したV字型の大峡谷で、日本でもっとも深く、大きな峡谷と呼ばれているそうです。
大正時代にこの峡谷に発電所を造るために資材等を運搬する鉄道が敷かれました。
それが黒部峡谷鉄道のルーツであり、近年は観光用の列車としてトロッコ列車が人気を博しています。
旅のスタート地点となる宇奈月駅は宇奈月温泉の中心地にありますよ。
我が家が泊まった湯快リゾート 宇奈月グランドホテルからは徒歩10分ほど。
ありがたいことにトロッコ列車付きのプランを選んでたのでクルマや荷物は宇奈月グランドホテルに置いていかせてもらえました。
というのも訪れたのはお盆期間。やはりトロッコ列車は人気のようで、朝早くから当日券を買い求められる方が行列を作っていましたし、駅前の駐車場もかなり入ってましたね。
確か始発が8時くらいだったのに6時半くらいには列が出来てたかなあ。
我が家が乗った10時くらいの便も満席だったので、GWやお盆などの混雑期は要予約ですね。
黒部峡谷の絶景を楽しむ
我が家が申し込んだのは終点である欅平駅までの往復コース。
途中でいくつか駅があり、秘湯の温泉などがあるようですが基本的にはトロッコ列車自体を楽しむコースを選びました。
出発してしばらくすると絶景の連続。
これはエメラルドグリーンのダム湖。
湖上の城をイメージして作られたという発電所。
川の向かいには日帰りでも楽しめる温泉も見えます。
カーブが続くので長いトロッコ列車の姿も絵になりますね。
よく分かりませんが橋です(笑)
黒部川はとにかく綺麗でした。
これはわざわざ猿が川を渡れるようにと設置された猿橋です。運が良ければ猿が渡ってるところが観れるんだとか。
途中でいくつもトンネルを通るのですが、その時はクーラーが効いてるみたいに涼しかった!
ここは鐘釣駅。ここには万年雪や川原露天風呂があるらしく、結構な人が降りてました。
左下の変な看板は面白写真が撮れるようにこの手のものが沢山置いてありました。なかなかにユニークな駅です(笑)
夏は緑豊かな景色を楽しみ約70分ほどで終点の欅平駅に到着です。
ちなみにトロッコ列車の旅は往路は右側が峡谷になるので、出来れば右側に座った方が景色を楽しめます。
逆に復路は左側がオススメですよ!
子供たちが大喜びする川原展望台での水遊び
終点欅平駅に到着し、周囲を少し散策することに。
とはいえ行って帰る弾丸ツアーみたいな列車の旅だったので、滞在時間は1時間ほど。
いろいろと観光スポットがあるので、日程に余裕があるなら2、3時間くらい滞在するのがオススメかも。
で、まず行ったのは奥鐘橋。赤い欄干が印象的な高さ34mを誇る橋です。
その先にある人食い岩。
岸壁が大きく口を開いて人を食べるように見えるからこの名前なんだとか。
この先にも温泉などがあるそうですが時間の関係で断念。
駅の方に戻って川原展望台へ向かいます。
この階段を下って黒部川のそばまで行きます。この階段が帰りはきついのなんのって(笑)
途中でシブいお店もありますよ。
他にも岩魚の塩焼きとか売ってたなあ。美味しそうでした。
本当なら足湯がメインではありますが、子供たちはこの景色を見ちゃったらそんなの無視(笑)
黒部川に足をつけに行きました。
とにかく綺麗で水も冷たいんですよね。
流石に流れも早く水深もそこそこありそうだったので足をつけるくらいしか出来ませんが、それでも涼しかったし、何より子供って川遊びとかテンション上がりますよね。
ウチの子たちもそれまではうだるような暑さの中、橋やら岩やら見せられても反応がイマイチだったんですが(苦笑)、この川原はめっちゃ楽しそうでした!
この川原だけでも来た甲斐あったと思います。
真夏の往復2時間半は子供にはキツい!?
帰りはまた同じルートをトロッコ列車で戻ります。
車内では富山県出身の女優、室井滋さんによる観光案内がずっと流れるんですが、帰りはそれもまばら(笑)
まあ、同じ説明になっちゃうから仕方ないですけどね。
で、子供たちのトロッコ列車の旅の反応ですが・・・・
微妙(苦笑)
最初は子供たちもテンションが高く30分くらいは楽しんでくれました。
が、基本的には綺麗な川、緑が深い山々しか観る物がないので、どうしても小学生くらいだと飽きちゃうんですかね。
下の娘なんて揺れが心地よいのか行きも帰りも半分くらいは寝てました・・・
欅平駅に到着後の川原でのテンションはお伝えした通りですが、道中の往復2時間半は子供には少し長いかなあというのが率直な感想です。
そしてお盆は大混雑、さらに意外と暑かったのも子供たちにとってはマイナス要素だったかも。
まあ、この辺りは時期的に仕方ないですね。
紅葉する秋口とかがベターなのかも知れません。それも混んでそうだけど(笑)
きっと子供には別ツアーの関電工事区内の坑道を歩いたりエレベーターに乗れたりする展望ツアーがあるようなのでそっちの方が良いかも知れません。
ただお値段がそこそこするんですよねえ(大人6000円、小人4000円)。
それなら素直に別口で黒部ダムに行った方が良いかも!?
今日のまとめ
とまあ、子供目線で感想を述べましたが、親的には満足でした。
大自然の中を走るのは気持ち良かったし、なかなか都会にいると体験できないことですしね。
ただ、印象としてもっと標高が高いところまで行くのかと思ってたので若干拍子抜けですかね。アルプスの大パノラマを期待してるとちょっと違いますよ(笑)
とはいえ、峡谷の絶景、欅平駅の黒部川だけでも十分な価値があります。
宇奈月温泉に来たならやっぱり外せない観光スポットですよ!
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